- 2010年02月14日（日）
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- 「活動報告ブログ」
クリンソウ自生地を守る
皆さん、こんにちは。
本日は、平成20年、多紀連山山中で発見されたクリンソウ群生地を守る『多紀連山のクリンソウを守る会』主催の学習会に参加してきました。
クリンソウはサクラソウ科で、山の沢沿いなどの湿地に自生し、初夏に赤紫色の花が段状に咲く、兵庫県の絶滅危惧種Ａランクに指定されている希少植物です。
昨年より群生地が一般にも公開され、多くの登山者が楽しんでおられます。私も昨年観察させていただきました。
学習会冒頭のあいさつで、樋口会長が「公開したことが、良かったかどうか今も悩むことがある」と仰いました。公開することで、心ないマニアによる盗掘等々を懸念されているのだと思います。
そういった課題を含め、兵庫県立大講師の橋本光政先生により「公開後、いかに自生地を守るか」に力点を置いた講演がありました。
「保護活動は、地方によって対応が違う。公開する事のデメリットを考え公表しない地域もある」として、人の手によって遺伝子がまじりあってしまった群生地などをあげ、正しい生態知識の学習、啓発の必要性を説かれました。
“クリンソウの保護”については、市民も関心が高いと見えて、100名を超す学習会でした。
夜は、田園交響ホールで行われた『ささやま市民ミュージカル』を観劇してきました。
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