11月19日 農政環境常任委員会管内調査(東播・淡路地区) 1日目
皆さん、こんにちは。
今日明日の1泊2日の行程で、東播・淡路地区管内調査に出ています。
2日目最終調査地が社の北播磨県民局ということで、そこから直帰し、ユニトピアで行われる企業懇談会へ直行するため、県庁までは久々に電車で。電車で行くと自宅・県庁間 door to door で約2時間。車の倍かかります (^_^;)
9時にバスで県庁を立ち、最初の調査地、淡路島へ。
で、まずは福良漁業協同組合で『淡路島3年とらふぐ』養殖の調査。
現調ですから、沖の養殖場へ。
福良湾では昭和60年頃からトラフグの養殖が行われていました。
通常養殖のトラフグは2年で出荷しますが、成長が悪かった年に養殖期間を1年延ばし出荷したところ、美味しいと評判になり、それを機に3年ものの養殖にも取り組むことになったそうです。
養殖期間を延ばすということはリスクも高まり、延長期間に半数のフグが死んでしまうとも。
それ故に貴重なフグとなり市場価値も高まるという訳です。
さらにその価値を高めるため、ブランド化に取組まれ、平成16年から『淡路島3年とらふぐ』という名で市場に出荷。平成20年8月には「兵庫県認証食品」の認証を、さらに23年10月には「ひょうご安心ブランド」認証、また、23年5月には地域団体商標にも登録されました。
この様な過程を中心となりリードされてきたのが、今回お話を伺いました 前田若男 福良漁業協同組合代表理事組合長。
若くして組合長になられ10数年。3年トラフグのブランド化に取り組んでこられたその苦労話を伺ってきました。
やはり、ここでも強いリーダーの存在。成功例には共通しています。
試食をさせていただきましたが、サイズも大きく身も締まり、甘みもあって、大変おいしかったです。
次に淡路県民局にて、淡路の農林水産業、また環境施策について所管事項調査。
その後、物流会社が農業経営へ参入された事例調査ということで、(株)ショーゼンファームさんを訪ねました。
観光バス事業などを手掛ける運送物流業が主の(株)ショーゼンの新規事業部門として平成23年3月に(株)ショーゼンファームは設立。
同年8月より淡路市の遊休農地を活用し玉ねぎの試験栽培を開始され、今年から耕作放棄地再生利用緊急対策事業を活用し、国営土地改良区の耕作放棄地を再生し、農地拡大をされています。
親会社との連携により生産から加工、貯蔵、販売、物流までの一括した事業体制を確立、立地条件と淡路島産玉ねぎの知名度を活かして阪神間に販路を拡大することで、農業経営との確立と収益拡大を目指しておられます。
また、農業参入開始期から農家を雇用したことで、安定生産に繋がったとのこと。
今後は、生産、加工、販売を連動させ、需要量からフィードバックされた生産体制の構築を目指すとも。
まだまだ始まったばかりですが、御年26歳、大変若い 五反田 靖弘 加工場責任者の事業に対する想いは熱かったです。
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