- 2010年02月04日(木)
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- 「活動報告ブログ」
進退
皆さん、こんにちは。
本日は、進退に関する大きなニュースが2つありました。
1つ目は、横綱朝青龍の引退。
土俵上での“ガッツポーズ”等々、朝青龍は土俵場内場外でのふるまいから、横綱の“品格”を随分問われました。
そもそも相撲は神事であって、土俵上での取組結果は、“勝と負”ではなく“生と死”を表すと聞きました。即ち“命と命”のぶつかり合いであると。またそれは、“善と悪”の対決でも無い。
生きのこるということは、他の“命”をいただき続けるということです。その頂点が“横綱”。
人間は、生きるために“他の命”を食さなければなりません。食前の『いただきます』と食後の『御馳走さまでした』と同じと思えば分り易いと思います。そこには、感謝と敬意があります。
それ故、“命の表現者”として、それにふさわしい立ち居振る舞いが求められるのだと思います。
そう考えると、土俵上での“死”に対してガッツポーズは、神事である以上、許されません。
そこがスポーツとは大きく違うところです。
2つ目は、小沢幹事長の進退。
神事と違い、人間社会、とりわけ政治の世界は、一般社会より人間“くさい”。人間らしいではなく、“臭い”。
脱臭剤が必要です。