- 2010年01月31日(日)
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- 「活動報告ブログ」
映像三昧
皆さん、こんにちは。
本日は、田園交響ホールで『第21回丹波篠山ビデオ大賞』の決勝大会が行われました。
テーマは「キラリ生きる」。全国のビデオ愛好家から70本弱の応募があったそうです。その内、予選を通過した8作品によって決勝戦が行われました。
大賞には、作者自身の不登校とそれを見守り支えた周囲を取り上げた、姫路市の日ノ本学園高校放送部制作「自書伝~あい スマイル編~」が選ばれました。県知事賞には、篠山城下南新町の竹林整備の模様を映した、稲川和代さんの「やっかい者見直したい~丹波篠山・竹取物語~」が選ばれました。
審査は5名の放送業界等、映像のプロの方々によって行われました。審査委員長は、篠山出身の映画監督、西垣吉春監督。
1作品ごとに、審査員の先生方から“評”があるのですが、“伝え方”という部分においてのプロのご指摘は、大変参考になりました。
【ビデオ大賞表彰】
夜は、(財)全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画『ゆずり葉』の上映会がありました。
なかなか見ごたえがあり感動しました。
健聴者では“わからない”“知らない”という部分が巧みにストーリーの中に織り込まれていて、『なるほど』と気づかされる部分がたくさんありました。
加えて、現代生活では、ついつい忘れがちな「太古から未来への命の繋がり」即ち「人間だれしも、生きるとは、生かされている」という大きなテーマについても、うまく溶け込ませてあり、この作品にさらに“深み”を感じる事ができました。
“ゆずり葉”という題にこの映画に託す制作関係者の思いが表れています。