1月17日 ひょうご安全の日 1.17のつどい
皆さん、こんにちは。
本日は、阪神淡路大震災発災から19年になります。
今年もHAT神戸の防災未来センター「慰霊のモニュメント」前で、『ひょうご安全の日 1.17のつどい』が開かれました。
6,400名を超える犠牲者を出したあの震災から19年が経過し、被災地住民の約4割が震災を知らない状況になっているようです。
当時私は29歳。家業の製造現場で仕事中でした。大きな揺れを感じ、その後の混乱は大変なものでした。
姉が神戸、妹が西宮に住んでいましたし、その他親戚の手伝いやボランティア等で、被災間もない神戸にも幾度となく足を運びました。
その時目にした光景の記憶も、月日の流れの中で年々薄れていきます。
震災を風化させないため、毎年式典では、「ひょうご安全の日推進県民会議」の 河田恵昭 企画委員長が、『1.17 ひょうご安全の日宣言』を読み上げられます。
以下に今年の宣言を紹介しておきます。
【 1.17 ひょうご安全の日宣言 】
阪神・淡路大震災から19年が経った。私たちは日本と世界の多くの人たちに、この教訓を知ってもらいたい、生かしてもらいたい、そのように願って伝え続けてきた。
でも、教訓を学ぶいとまがないほどに地球全体が荒ぶる自然の脅威にさらされて、新しい被災地、新しい被災者が激増している。
わが国では、東日本大震災の復興もままならず、一方で、台風の集中豪雨や洪水、竜巻、そして土砂災害によって、全国的に新たな被災地と被災者が生まれた。
もう災害から安全な場所などないかのごとく。
南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生も心配だ。巨大な台風や火山噴火も要注意だ。
それらに備えて、制度や対策も整備されてきたが減災の特効薬はなく、時間と財源が欠かせない。
次なる災害に備えるためには、特別に構えるのではなく、災害文化が必要だ。
その基礎となる防災教育を一層進めたい。
いのち、絆、勇気、信頼、自助、努力、科学・・・をもっと学ぶんだ。
伝える、備える、生かす、阪神・淡路大震災の教訓を。
震災の教訓は、すべての災害に通じる知恵だから。
あれから19年。
あらためて、犠牲になられた6400名をこえる皆さんのご冥福をお祈りします。
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