文字サイズ変更

活動報告ブログ - 2014年1月

2014年01月31日(金)

1月31日 農政環境常任委員会西播地区管内調査 その2

皆さん、こんにちは。

 調査2日目。昨日とは打って変わって、春を思わす晴天陽気。本日の調査は、外が多かったので助かりました。

 まずは、相生漁港で牡蠣の養殖現地調査。
 案内をいただいたのは、山本 相生漁業協同組合代表理事組合長さんと養殖会社の(有)宏栄水産 石井社長さん。
 
 相生漁協は正会員40名・準組合員12名で、その内、牡蠣養殖業は25経営体、生産量2,348t・生産額580百万円也。

 相生で本格的に牡蠣の養殖が始まったのは昭和53年とのこと。
 今では全国に出荷。
 広島等の他産地の牡蠣よりも成長が早く、1年で大変大きく育つのが特徴。
 この訳は「水の良さ」とのこと。
 
 石井社長に後継者について伺うと、今のところ心配していないとのこと。
 相生の牡蠣養殖業は、経営も安定しているようですが大きな課題として、牡蠣ガラの処理があるようです。
 牡蠣ガラの処理については、悪臭の問題等々克服すべき課題があり、現在県内には処理施設がなく岡山まで運んで処理をされているようです。
 将来、他県の処理施設が受け入れを拒否した場合、折角軌道に乗ってきた牡蠣養殖が頓挫してしまうとも。
 「是非、県内処理施設を考えていただきたい」との要望をいただきました。

 この後の西播磨県民局での所管事務調査時において委員からこの処理施設について質問が出ておりましたが、当局曰く「基本的には事業者責任で、生産から処理まで行ってほしい。施設建設時に一定の支援は出来るが公設は難しい」と。
 

 県民局での所管事務調査後は、宍粟市における県民みどり税を活用した「緊急防災林整備事業」の現地調査を行いました。
 
 局地的な集中豪雨が頻発する昨今において、災害の発生を未然に防止するため、過密化等により保全機能が低下した森林の整備を強化し、防災力を向上させることは非常に重要です。
 今後も県下各地において着々と事業が進むよう我々も努めたいと思います。

 今回の調査で、今年度農政環境常任委員会としての管内管外調査は終了しました。
 調査を通して、兵庫県は改めて食の宝庫であることと、それらを支える地域力も各地に健在していると感じました。
 しかし、多くの地域で担い手不足の大きな課題を抱えているのも事実です。
 地域に元気がある間にしっかり次の手を打たなければなりません。


Warning: Use of undefined constant m - assumed 'm' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-content/themes/konipan/functions.php on line 267

Warning: Use of undefined constant m - assumed 'm' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-content/themes/konipan/functions.php on line 267

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です