あれから3年、あれから40年
皆さん、こんにちは。
東日本大震災発災から3年を迎えました。
当時のことを思い出します。
あの時、私は県庁で揺れを感じました。
その後、津波が襲い来る現状を伝えるテレビ画面に向かって、「逃げろ、逃げろ」と、届くはずのない声を先輩同僚議員や職員さん達と叫んでいたのを思い出します。
今なお、2,633名もの多くの方々の行方が分からないとされています。
犠牲になられた、方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の迅速なる復興と、被災されました皆様が、一日も早く平穏な日常を取り戻せることを切に願います。
3月11日、本日、私の母校、篠山中学校では卒業式が行われ、165名の卒業生が巣立ちました。
私もお招きいただき、挨拶の時間もいただきましたので、私の思いを次のような言葉で後輩達に伝えました。
「今日は東日本大震災発災から3年。多くの尊い命が失われ、今なお、2,633名もの方の行方が分かりません」
「本日は皆さんの卒業を祝う日ではありますが、今日まで育てていただいた、親や地域の方々、学校の先生方、皆さんに関わりのあったすべての人々に感謝しながら、“生きる”ということを考える日にしてください」
「また、明日は公立高校の一般入試が行われます。この中の多くの人が受験されることでしょう。明日は新たな出発の日でもあります」
「そこで、40年前の3月12日に最後の復員兵として帰国を果たされ、本年1月に91歳でお亡くなりになられた、小野田 元陸軍少尉の残された言葉を皆さんに贈ります」
「小野田少尉は、終戦を信じずフィリピンのジャングルで30年近くを戦いすごし、帰国後は称賛と非難の中で生き抜かれました」
「その小野田少尉の言葉を二つ紹介します。まず一つ目は・・・」
「世の中には、出来そうにないことでも、やらなければならないことがある。出来ることでも、やってはならないことがある。この判断基準こそが、その人の価値を決める」
「もう一つは・・・」
「過去は消せない、現在は止められない。しかし、未来は決められる」
「以上を、皆さんへのはなむけとします」
「正しい判断で、未来を決められる大人になってください」
と結びました。
伝わったかどうかはわかりませんが、真剣に聞いてくれました。
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