多能性細胞(万能細胞)って
皆さん、こんにちは。
本日は丹波同友会の4月例会に出席。
丹波同友会とは、神戸新聞丹波総局が事務局の親睦団体で、政治・経済・文化・スポーツ等各分野の専門家による月例講演会が行われています。
本日は、関学の 関 由行 準教授による『もっと身近に万能細胞~再生医療の歴史・現在そして未来』と題した講演。
小保方さんの「STAP細胞」の一件以来、関先生は見解を求められ、テレビ・雑誌等々の取材攻勢におあいとか。
細胞とは何か、遺伝子とは何か、等々基本的なところから始まり、心臓や皮膚等、どんな器官にもなりうる多能性細胞について、解りやすくお話しいただきました。
ES細胞、iPS細胞、STAP細胞についても詳しく話していただき、聞いているときにはなるほどと思いましたが、「では説明しろ」と言われると、私の脳細胞では無理・・・
しかし、旬なお話、大変興味深く聞かせていただきました。
遺伝子についての部分で、飛騨牛種牛のクローンを事例に取り上げられましたので、講演後の質疑で、これについて私が普段思っていることについて尋ねてみました。
と言うのは・・・
【生物の多様性とよく言われる。多様な生物が共存できる環境こそ人間にとっても大切であると解釈できるが、先の飛騨牛の事例のように優秀な遺伝子を選択繁殖させ、1頭の種牛の子が39,000頭にまで増えるなどということ、ましてクローンなどは自然界では考えられない。
食としてこの遺伝子の濃いものを摂取し続けなければならない状況を、自然界に置き換えると、その食となる側の種の数が極めて少なくなり、もはや絶滅も視野に入るほどのなかで近親繁殖が繰り返されている状態と推測出来る。
となると、これらを捕食する側がその数を減らさないと、捕食される側の数を増やすことができず、共倒れになりかねない。
つまり、極端に遺伝子の濃いものを食べ続けると、なんらかの自然界のバランス調整が体内で働き、繁殖機能が低下するようなスイッチが入るのではないか?また、近年の精子減少症の一因とも考えられないか?】
と。
生物多様性の重要性、命の倫理観等々については、丁寧に回答いただきましたが、「食」と遺伝子については、「食べると分解されるので、さほど影響はない」と。
ん~、これはそんな簡単なもんかな~、となかなか素直に受け入れられない私でした。
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