活動報告ブログ - 2014年6月

2014年06月19日（木）

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6月19日　丹波土木事務所 平成26年度事業説明会

皆さん、こんにちは。

　まずは、ここ数日の活動報告から・・・
　17日(火)は、兵庫県測量設計業協会丹波支部の皆さんと吉本副知事、伊藤人事委員会委員長を囲んでの意見交換会に、丹波市の石川幹事長とともに出席させていただきました。
　本来2月に予定しておりましたこの会ですが、当日大雪が降り延期。で、この時期になってしまいました。その間新年度の人事異動があり、伊藤農政環境部長は人事委員長に。

　以前、このブログにも書きましたが、(平成25年11月22日ブログ 地籍調査の必要性)防災・減災の観点からも地籍調査は重要です。しかしながら現状ではなかなか進んでいません。
　そういった点でもさらに色々ご意見を聞かせていただきましたので、今後の参考にさせていただきたいと思います。

　18日(水)は、篠山市商工会青年部等のOB組織 『篠山市商工同友会』の総会とふるさと一番会議雲部地区に出席。

　本日午前中は、第66回 篠山鳳鳴高校体育祭へ。
　A校長先生就任4年目にして、はじめての晴天下での開催。ご自身が開会挨拶でもそのことに触れておられ、生徒と保護者にはややウケ。
　
　その校長先生もリレーに参加。
　生徒に負けない立派な走り姿に、日々の努力が垣間見れ感激しました。
　
　炎天下、頑張れ鳳鳴健児!!

　昼からは、『丹波土木事務所 平成26年度事業説明会』に出席。
　さて、平成26年度管内の公共事業(国庫補助事業)の予算ですが、昨年度当初予算が3,727,300千円であったのに対し、本年度当初予算は、1,407,600千円と対前年度比0.38と随分減っています。
　これは、今年度から工事に入る川代トンネル分が平成25年度予算で前倒しとなっていることや西紀ダムがほぼ完成したことが大きな要因です。
　また河川事業の予算については、対前年比0.08と激減。平成25年度の補正予算を含んでも0.12までしか回復しません。この点については、国の補正や県単をしっかり獲得していく必要があります。
　

　昨年度の事業説明時にもこのブログで触れましたが、急傾斜地対策事業です。
　このハード整備の予算は、1億4千万円。100%丹波市内で使われます。
　では、急傾斜地対策事業にかかる箇所が篠山市内にないのかと言うと、現在のところ指定箇所は9か所あり、その内7か所については対策済みです。
　これら箇所については、そのほとんどが昭和40～50年代に指定されたものであり、直近でも平成15年に1箇所が指定されたにとどまっています。これ以降の指定はされていません。

　少し古いですが平成11年の調査によると市内に急傾斜地崩壊危険箇所(※要対策箇所)は246箇所。
　【※要対策箇所：人家5戸以上、または5戸未満であっても公共施設、災害時要援護者施設があって、かつ、人口斜面や法指定箇所を除く】
　246箇所のうち事業対象になる箇所もあるハズです。ではなぜ事業が進まないのか？
　この事業については地元負担がありますが、8割から9割5分までは国県持ちとなっています。　さらに、多くの市町ではこの地元負担分の一部または全部を市町が負担する条例が整っております。例えば神戸市では地元負担の全部を、お隣の丹波市では地元負担は事業費の1％のみとしています。
　篠山市では今のところこの条例がありませんし、地元要望に対しては農林治山事業で行っている場合がほとんどです。
　こういったことで事業の周知が進まず、地元要望もないのではないかと推測できます。
　しかしながら治山事業の予算も限られるなか、折角の急傾斜地対策事業の予算です。
　条例を整備するとともに事業を周知し、予算を有効に使いながら計画的に急傾斜地対策を進めるべきと考えますが如何でしょう。