- 2010年01月10日(日)
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- 「活動報告ブログ」
日本辺境論
皆さん、こんにちは。
内田樹 さんの日本人論である『日本辺境論』のなかで、【幕末の国粋主義者佐藤忠満は、「日本」という国名はわが国の属国性をはしなくもあらわにする国辱的呼称であるから、これを捨てるべきだと主張したのです。】と紹介してあります。
その前述に【「日本」というのは「中国から見て東にある国」ということです。それはベトナムが「南越」と称したのと同じロジックによるものです。もしアメリカ合衆国が「メキシコ北」とか「カナダ南」という国名を称したら私たちは「なんと主体性のない国名だ」と嘲笑するでしょう。けれども、「日本」という国名は文法構造上そういうものです。だからこそ、幕末の】と続きます。
「辺境」。わが国の立ち位置は、もともとここに発し、「日本人」はそこから形成された。このことをしっかりと自覚すれば、岐路にあるとき、われわれ日本人の進み方が見えてくるのではないでしょうか。
故曰、知彼知己者、百戦不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戦必殆。
本日午前中は『篠山市消防出初式』、午後は『今田新春交流会』に出席させていただきました。
昨日は、行事の合間を見計らって、娘と凧(ゲイラカイト)揚げをしてきました。
【久々の凧揚げ】