活動報告ブログ - 2014年7月

2014年07月15日（火）

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7月15日 産業労働常任委員会 管内調査（阪神地区）　2日目

皆さん、こんにちは。

　産業労働常任委員会 管内調査(阪神地区) 2日目です。
　本日の行程は、阪神南県民センター⇒小西酒造株式会社⇒阪神北県民局⇒県立工業技術センター(ものづくり産業の支援)。

　小西酒造株式会社は、天保19年(1550年)創業、450年余の歴史を誇り、会社設立(昭和8年)からでも80年を数える老舗です。
　
　かの近藤勇の礼状もあります。
　「山は富士、酒は白雪」、日本最古の銘柄、清酒「白雪」。
　調査では、この清酒「白雪」を生産している富士山蔵を見学させていただきました。
　
　『革新と伝統が織りなすハーモニーが「時代」というものなのでしょう』とは、小西 新太郎 社長の言葉。
　その言葉通り、400年近く愛され続けている清酒「白雪」を守る一方、時代にあった180アイテムをそろえ、更には清酒の輸出やビールの輸入等、海外戦略も進められています。
　「製品の輸出にとどまるのではなく、清酒とともに日本の文化やライフスタイルをもパッケージとした形で発信する」と。

　「日本人の伝統的な食文化」、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
　さらなるご発展をご祈念申しあげます。

　県立工業技術センターは、『開かれたものづくりの支援機関として、ニーズを的確に把握し、具体的な成果につながる技術支援を行うとともに、戦略的な研究開発や技術の高度化を支援することにより、ひょうごのものづくり産業力強化を目指しています』。
　淡路瓦工業組合との共同研究において、従来のいぶしとは異なる風合いをもち、傷が付きにくく、さらに低吸水率で寒冷地での凍結にも強いという特徴をもつ新しい瓦の開発に成功されています。
　地場産業にとっても大変頼もしい研究機関でもあります。

　また最新の3Dプリンターを見せていただきました。
　
　樹脂を重ねて固めながら、複雑な形状もプリントできるすぐれもの。
　残念ながら、made in Japan ではなく、made in Israel とのこと。

　調査を終えて県庁着は午後5時。
　午後6時半から篠山で商工会青年部の幹部講習 スキルアップセミナーで「話をしろ」との要請があったので、大急ぎで帰篠。
　
　「政治と経営感覚」、大いにしゃべってきました。