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活動報告ブログ - 2009年12月

2009年12月21日(月)

篠山山南線

皆さん、こんにちは。
 鳩山首相が、暫定税率の実質維持を表明されました。ガソリン税などの暫定税率は廃止するけれども、新たな仕組みを導入し同程度の税収を維持するというもの。暫定が形を変えて確定になるということですか。

 ガソリン国会と言われた、第169回国会議事録をみておりますと、

 『民主党は、道路特定財源を現地の地方のニーズに合わせて社会保障や教育などにも使えるように一般財源化をして、期限を迎えた暫定税率は廃止します。民主党は、この国会を生活第一・ガソリン国会と位置づけています。』(鳩山由紀夫民主党幹事長)
 とか、
 『さらに、地球温暖化対策として、燃料消費を抑制するために高い税率を維持すべきとの声が政府・与党から突然出てきましたが、ついこの間まで、政府・与党は、燃料消費は価格を引き上げても抑制されないと、環境税導入に後ろ向きだったのではないですか。しかも、道路整備のための受益者負担との考え方のもとに課されている税を法律改正もなしに環境目的に振りかえることは、納税者を欺くことになるのではないですか。
 温暖化対策というならば、私たちのように、燃料課税の根拠を根本から、環境に負荷をかけるからという理由に変えて、税の仕組みそのものを見直すべきだと思いますが、総理、いかがですか。』(民主党 古川議員)
 とか、
 『地球温暖化対策と自動車関係諸税との関係についてお尋ねがございました。
 まず、道路特定財源を法律改正もなしに環境目的に振りかえることについて、納税者を欺くとの御指摘をいただきましたけれども、そのようなことを申し上げたことはございません。
 地球温暖化問題は、将来の世代を含む国民生活を守る観点から待ったなしの課題となっており、世界の主要排出国は例外なく参加、協力してさまざまな対策を講じていくことが急務になっております。欧州の主要国がガソリンの税金を段階的に引き上げている状況において、地球温暖化対策に逆行しかねない暫定税率の廃止を行うことは、国際的な理解を得がたいのではないかと考えております。』(福田首相)
 とか、とか。この様なやり取りがあったのも、そんな昔では無かったと思いますが。

 今日の記者会見で「地球環境、景気の2つの観点から、仕組みは廃止するが、税率は維持する」と、首相は話されました。

 で、本日は、道路特定財源が一般財源化され道路予算が縮減されつつある中での“地方の道”のはなしです。
 丹波市で行われた『主要地方道篠山山南線整備促進期成同盟会』の総会に出席して来ました。
 この道は、舞鶴道と現在計画中の東播丹波連絡道路を結ぶ広域道路として、また、篠山市と丹波市を結ぶ基幹道路として大きな役割を持っています。また、沿線には恐竜化石の篠山層群を含む川代渓谷等々、将来期待できる大きな観光資源があります。
現在、本線27㎞のうち、この渓谷付近や西紀黒田地区のように住宅密集地など約4㎞が未改良となっています。
 特に川代渓谷沿いでは、過去数回土砂崩れのため寸断され、平成18年には1年近く通行止めになりました。当時、家業の仕事関係で、この区間が通行不可となったため大変苦労をしたことを覚えています。
 将来性等々考えましても、地元としては、早急に整備をしていただきたい路線の1つです。

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【篠山山南線整備促進期成同盟会総会】

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