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与党連絡会(教育委員会) | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2014年12月

2014年12月15日(月)

与党連絡会(教育委員会)

皆さん、こんにちは。

 本日は教育委員会との与党連絡会。
 この与党連絡会とは、執行部及び所管正副部会長と当局が、来年度の重要施策等について意見交換を行う場です。

 で、私は文教部会長として、教育委員会との与党連絡会に出席させていただきました。
 
 教育委員会によると・・・
学力の全体的底上げを図るため、「全国学力・学習状況調査」の分析結果をもとに、①陥りやすいつまづきポイントの整理、②つまづきの予防に向けた、指導の工夫改善を支援。からなる指導事例集の作成。
これまでの学校支援地域本部事業で培ってきた地域人材のネットワークを活用し、経済的な理由などにより学習が遅れがちな子供に対して、学習習慣や基礎学力の定着に向けた学習支援を実施。
 等の学力向上対策新規事業を考えられているようです。

 本年2月25日、第322回定例会一般質問において、私は教育委員会に対し以下のような質問をさせていただきました。

【いわゆる落ちこぼれという言葉があります。その原因は、小学校からの積み上げがきちんとできていないためで、小学校で落ちこぼれると、中学校でも落ちこぼれます。今や、ほぼ高校全入と言っていい状況になっていますが、彼らもそのまま高校へ進んで、当然、また落ちこぼれてしまい、進路変更、中途退学を余儀なくされています。
 高校入試においては、どの学校がどれぐらいの点数で入れたのかは公表されていません。定員割れ、定員ちょうどであれば、学力に関係なく、ほぼ合格します。しかし、現実にはついていけず、さきに述べたように、進路変更、中途退学を余儀なくされています。
 現在の落ちこぼれの根源は、小学校、中学校、高校がそれぞれの役割を達せず、問題を先送りにするところにあるのではないでしょうか。学校は忙しく、個々の児童生徒につきっきりで指導することが難しいことは分かります。家庭環境も複雑になり、皆が皆、塾に行ける訳ではありません。
 そういう前提を踏まえ、兵庫県教育では、最低限義務教育の間は「落ちこぼれを絶対に出さない」との確固たる信念で施策を講じる必要があるのではないでしょうか。
 小学校の2年生で掛け算が分からなくなると、少なくともあと7年間は、算数・数学の授業は理解しがたい時間になるのです。想像してください。何のことか分からない授業を座ってただ聞いていなければならないという苦痛を、それが何年も続くのです。学校というのは、児童生徒にとって1日の大半を過ごす場所ですが、そこが苦痛の場でしかないのなら、学校は相当居心地の悪いところであります。そのため、彼らは学校を自分たちにとって居心地のいい場所にしようと、いろいろと迷惑行為を起こすのです。
 我が国の未来を担う学校が、また教室がこういうことでいいのでしょうか。しかし、遅れがちであっても、ついてさえいければ、さらに勉強に自信を持つことができれば、学校に来るのが楽しい、居心地のいい場所、すなわち居場所に変わります。少なくとも、居心地の悪いところで我慢を強いられていた環境ではなくなるので、学習等に前向きに取り組むことにつながっていくのではないでしょうか。学校を居場所にするという視点が大切ではないでしょうか。
 しかし、学校の先生は筒いっぱい、家庭は複雑、それではどうすればいいのか。私は、かねがね、少子・高齢化の今こそ、少子・高齢化を逆手にとり、少ない子供の幅のある人格育成に、多くの経験豊富な高齢人材をもって取り組むべきと考えています。今こそ、丁寧な人材育成のチャンスと考えます。
 そこで、地域の豊富な高齢者層の力を積極的に学校現場で活用し、少なくとも小学校段階で落ちこぼれを絶対に出さないとの信念のもと、相応の学力を身につけさせるための取り組みについて、県の認識と考えをお伺いいたします。】

 この時の高井教育長の答弁では、当時行われている事業について述べられるにとどまりました。

 で、来年度はこれまでの事業を拡充したうえ、先程の新規事業も含め、さらに基礎学力向上対策は充実されるようです。
 効果が表れるには時間がかかると思いますが、根本対策をしっかりと丁寧に行うことが何より大切だと思います。


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