文字サイズ変更

活動報告ブログ - 2010年6月

2010年06月15日(火)

朝ズバッ!

皆さん、こんにちは。
 本日の行事出席は、『篠山市企業懇談会総会』と『ささやま桜協会総会』。

 企業懇談会では、あの“朝ズバッ”レギュラーコメンテイター、TBSテレビ解説委員 杉尾 秀哉 氏の講演を聞くことができました。

【朝ズバッ!杉尾 秀哉 氏】

 みのもんた氏のギャラ話等々、業界の裏話から始まり、掴みはOK。その後、政治・経済へと進み、落とし所は、地域再生への提言。
 超要約すると、「過去の成功体験に縛られるな」と言う内容でした。
 これは先の代表質問で、我が会派の長岡議員が、「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できるものである」と、適者生存について引用された、この部分と共通するものです。
 気を付けなければならないことは、短絡的にとらえてしまうと、“変化できるもの”との対極に“変えてはならないもの”として“伝統とか文化”と言うことになりがちです。さらに“日本人として、失ってはいけない○○”となりがちです。
 しかし、微塵の変化もすることなく、適応力のないものは、すでに世の中に存在しておりませんから、今続いておるものは、なんであれ、少なからず変化してきたという証明でもあるわけで、この点を押さえておかなければなりません。
 要する、変化の度合い、速度等を調整するバランスが大切と言うことです。
 時の流れに、集団、国家として適応し続けるということは、帆船日本丸で、綱渡りをしているようなもんです。乗員が右に偏りすぎても、左に偏りすぎても、前方に偏っても、後方に偏っても船は綱から落ちる。スピードを上げすぎても、止まっても綱から落ちる。追い風もあれば向かい風もある。綱が上り角度か下り角度か。

 民主主義下での選挙は、そう言う意味においては、大切なバランサーの役割を担っています。

 また、現在生きている私達が進むことができるのは、綱のほんの一部分。この綱は気の遠くなる昔から、気の遠くなる未来まで続いています。

コメントは受け付けていません。