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活動報告ブログ - 2015年1月

2015年01月17日(土)

1月17日 ひょうご安全の日 阪神・淡路大震災20年追悼式典

皆さん、こんにちは。

 本日は、阪神・淡路大震災 発災から20年目を迎えました。
 ここにあらためて、犠牲となられた6,434名の御霊に哀悼の誠をささげます。

 さて、この様な節目の本日、篠山市では 『平成26年度土砂災害防災訓練』が、大山地区で行われました。
 
 同地区で大規模な土砂災害が発生したとの想定で、午前8時15分に避難勧告が発令され、住民約350人が避難場所の大山小学校まで、避難されました。
 その方法は、徒歩の他に、孤立したとの想定の地区においては自衛隊のトラックによる等、より具体的なものとなっています。

 この土砂災害防災訓練は、市と消防本部・消防団、篠山警察署、陸上自衛隊等が連携し平成20年から毎年行われてます。
 
 昨年は丹波市で大規模土砂災害が発生しました。大山地区は丹波市と隣接する地域です。
 住民の皆さんは 「いつこの地域で同様の事が起こるかわからない」と、大変高い関心のもと積極的かつ熱心に訓練に取組まれていました。

 大山地区での防災訓練を失礼ながら中座し、私は神戸へ。
 神戸では、午前11時45分から兵庫県公館において、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ 『阪神・淡路大震災20年追悼式典』が行われました。
 
 【開会前の会場: 両陛下の御席も】

 式中、遺族代表の 小河 昌江さんの「最後に母に会ったのは初詣でした。そこでひいたおみくじの凶の字に母は青ざめ・・・」からはじまる言葉が、とても印象に残りました。

 あれから20年が過ぎ、被災地住民の半数近くが震災未経験者だと聞きます。

 今年の「1.17 ひょうご安全の日宣言」は、“20年を経た今、この震災を経験しなかった人たちにも、今後発生しうる災害に対して、阪神・淡路の教訓を活かしてほしい。” との旨で始まっています。

【1.17 ひょうご安全の宣言】

 阪神・淡路大震災から20年が経った
 私たちは この震災を経験しなかった人たちにも これからの災害に対して 私たちの教訓を活(い)かしてほしい
 そう願って 伝え続けてきた

 でも 実際に経験しない限り 災害の教訓は他人事になっている
 こんなにも 地球温暖化が進み 天変は増え 地球激動期が続き 地変も増え続ける 荒ぶる地球の至るところで 新たな災害が起こり始めている
 東日本大震災の本格的復興が ようやく始まった
 しかし 災害の多発・激化は わが国全体をおおっている
 思わぬ季節に大雪が降って まちが孤立し 思わぬ地域に大雨が降り 川があふれ 山がすべる 眠り続けているはずの火山が噴火し 忘れかけていた活断層が地震を起こす
 防災・減災の努力が積み重なっても さまざまな災害が襲ってくる

 進行する高齢化や人口減少 そして 止まらない東京一極集中と地方衰退 地域防災力はまだまだ不足している
 でも 国土の安全の取組みは 減災社会につながる希望だ 災害による被害を小さくし しなやかに対応して 回復を早める
 自助・共助・公助の組み合わせで実現できるはずだ

 こんな時こそ 震災の教訓の出番だ
 私たちの社会が 災害に負けず 持続的に発展するために 伝える 備える 活かす 阪神・淡路大震災の教訓を実践しよう
 震災の教訓は 安全・安心な社会につながる知恵だから

                          2015年1月17日
                    ひょうご安全の日推進県民会議

  
 


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