- 2009年12月05日(土)
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- 「活動報告ブログ」
はや師走
皆さん、こんにちは。
あっという間に12月。それも、5日も済んでしまいました。
今日、明日と篠山城下の商店街は“誓文払い”という年末大売り出し。商店街は歩行者天国となり、三輪車レースや猪汁の振舞等の催しも、数多く開催されます。
篠山商店街の“誓文払い”は、私たちが子どもの頃までは、大変賑やかでした。しかし、時代が進み、大型店の進出や交通の便の発達による商圏の拡大等々で、昭和の末から平成の初めごろは、集客力がガタ落ちであったように思います。
その後、観光客の増加により、いわゆる“歩行者の数”そのものは回復してきています。が、観光関連外の売上額は、変りなく減少傾向が続いていると思われます。
いくら観光客数が増えても、彼らの目的、欲するところを提供しなければ、自店の前を通リ過ぎる“歩行者、通行人”にしかなりません。
彼らの目的・欲するところを提供することによって、初めて彼らは、市場になり、売り上げに繋がります。
市場が勝手に向こうからやって来てくれる。これを活かさなければもったいない。で、商売替えをしたところもたくさんあります。空き店舗への入店希望も結構あります。
これらの商店が得た“外貨”を、商店街内で出来るだけ回す。この循環が重要で、『お互いさま』の繋がりで、循環していければ篠山の商店街は、欧州の市場のようになると思います。