Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-includes/pomo/plural-forms.php on line 210
学習発表会 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
文字サイズ変更

活動報告ブログ - 2009年11月

2009年11月29日(日)

学習発表会

皆さん、こんにちは。
 昨日は、篠山小学校区の3世代交流グラウンドゴルフ大会に出場してきました。
 午前中は時雨模様でしたが、午後には、気温は低かったものの天候はなんとか持ち直し、100名を超える参加者で盛大に開催されました。
 ここのところ私もグラウンドゴルフをする機会が結構あります。腕もだいぶ上がってきたと自負していましたが、昨日は小学生にも負けてしまいました。
 2ラウンド一緒に回りますと、世代を超えたいい交流が出来ます。

211129-1
【三世代交流GG大会】

 本日は、篠山小学校学習発表会に行ってきました。
 今年は新型インフルエンザで学級閉鎖等が続き、当初より1週間遅らせての開催になりました。私としては、そのおかげでスケジュール的に余裕がある本日になり、参観することが可能となりました。
 昨年から篠小の学習発表会は、地域交流の一つとして、会の中程で校区内の童謡・唱歌グループの出演があります。会員さんには、篠小の大先輩方も多く、子や孫の前で楽しそうに歌われておりました。

211129-2
【童謡・唱歌グループ】

 冒頭で児童代表が「インフルエンザの影響で、練習が充分出来ませんでしたが、云々」と挨拶しましたが、それぞれの学年なりに、とても上手に出来ていました。

211129-3
【3年生の国語劇】

 特に、来春卒業を迎える6年生の劇は、演技・演出ともに素晴らしかったです。
 ストーリーがとても“重い”ものだったので、特に先生方も演出や指導等々には気を使われたと思います。子どもたちはそれにしっかりと応え、一人ひとりがストーリーや自分の役割を理解して、セリフや感情表現等々をとても大切にし“役”をこなしていました。見ていて、相当練習した感がありました。
 その“重い”ストーリーとは、
【7人の息子を持つ母親が、子どもが順次、出征する度に、身代わりの木を一本づつ植え、その木を大切に育てる。しかし、最初に長男の戦死の報が届き、結局、6人が戦死、1人が行方不明で終戦を迎える。母親は、失意のうちに亡くなるが、その時、行方不明だった5男が生還する。】 と、いうもの。
 子ども達が、大きな声で「おかーさーん」と、叫びながら亡くなるシーンを演じるのは、正直“複雑な思い”を感じました。その演技が実に真剣だったので余計そう思いました。

 この劇を、私たちには到底理解できないであろう思いで見られた方が、私の隣に居られました。
 その方とは、米寿を迎えられた校区老人会の前会長です。
 兵役に3年間就かれ、満州・台湾と転戦、台湾で終戦、帰国後は教師に戻られました。
 お出会いする機会が結構あり、その折には、当時のお話をよく聞かせて頂いております。
 そんな事情もあり、劇終了後に感想を伺いますと、
 「私なら、子どもにこんな劇は絶対にさせない。」と仰りました。続けて、
 「私は、生還出来た。しかし、近所では、2人兄弟で、2人とも亡くなった家庭もある。戦死した者の親族に対して、生きて帰ってきてしまったという負い目もある。その親族の孫も見ている。その人たちがどう思うか……。あの時代、誰が良いとか悪いとかいうものではなかった……」と。
 本日の劇を、“こういう思いで見られた方がいらっしゃる”ということを、私たちはしっかりと認識しておかねばなりません。

コメントは受け付けていません。