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4月14日 奥山地区の山王祭 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2015年4月

2015年04月14日(火)

4月14日 奥山地区の山王祭

皆さん、こんにちは。

 本日は、奥山地区の「山王祭」にお招きいただきました。
 山王祭とは、山の神様に五穀豊穣を祈るお祭りとのこと。

 奥山地区は10戸に満たない小さな集落ですが、毎年4月の申の日に皆さん公民館に集われ、この山王祭を行われています。
 特徴的なのは、『もっそう』と呼ばれる、栗の木でつくられた正方形の板の上に、四角く盛った赤飯を食べること。

 この板も一回炊いて灰汁をぬかれるとのことで、小さな集落ですが、しっかりと伝統を守られています。

 しかしながら、「申の日」限定となると平日にあたることが多く、勤めておられる方や学校がある子供達は参加できません。
 そうなると出席者も減ります。

 「そろそろ時代に合わせて、祭り日を休日に変更するといったことも考えなければ・・・」
 と、自治会長さんが仰ってました。

 よく似た話を多々聞きます。
 城下町でもそうです。
 山鉾巡行や御輿が練る、秋の春日神社のお祭りがそうです。

 その昔、山鉾や御輿の乗り子は「長男限定」でした。
 しかし、時代とともに長男限定では乗り子の確保もままならず、二男でも三男でも「兎に角、男の子ならば」と変わり、さらには、「女の子も」、さらには「新町(武家町)の子も」、さらにさらに「外孫でも」と変わっていきました。
 また、曳き手、担ぎ手確保のために、祭り日も休日に変更されました。

 だからこそ、今も何とか続いているのです。

 単に続けることに意味があると言うわけでは決してありません。
 集落の生活における「祭の意義」や「祭の役割」をしっかり伝えていくことに真の意味があるのではないでしょうか。

 『祭り』を、そう言ったことを「伝える場」と捉えると、時代に合わせて出来るだけ参加しやすい環境を整えるのも大切なことだと思います。

 各地に残り、今なお続いている伝統的なお祭りは「単なるイベントではない」という意識が、代々伝わればよいのではないでしょうか。

 あらためて、「祭」の意味を考えた一日でした。

 
 


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