4月15日 丹波杜氏自醸酒唎酒会 表彰式
皆さん、こんにちは。
本日は、丹波杜氏自醸酒唎酒会 表彰式に出席させていただきました。
丹波杜氏酒造記念館の2階で開催されたのですが、館に着き階段にさしかかると、日本酒の豊潤な香りが漂ってきました。
これだけけも、今期のお酒の出来が良い事がうかがえます。
やはりその通りであったらしく、表彰前に審査報告をされた、大阪国税局鑑定官室の 後藤室長によれば、「今年のお酒は、味が乗り、蔵や杜氏の個性が溢れる良いお酒」とのことでした。
日本酒の消費は、各地で制定された所謂「乾杯条例」や、海外での日本酒ブーム等々の影響で、少し明るい兆しが見えています。
当市でも、平成25年12月20日の市議会定例会において、「丹波篠山ふるさとに乾杯条例」が可決され、昨年の1月1日から施行されています。
この条例は、「丹波杜氏の醸す酒を丹波焼の器に満たし、デカンショ節で盛り上げることによって、市民やこのまちを訪れる人の農都篠山の暮らしや文化の理解の促進に寄与しひいてはまちの元気につながることを目的」としています。
条例にもあるデカンショ節の一節には・・・
♪ 灘のお酒はどなたが造る おらが自慢の丹波杜氏 ♪
と歌われている様に、名酒づくりには農閑期に出稼ぎとして酒造りに携わった、実直な篠山人の力が欠かせないものでありました。
お酒の原料は言うまでもなくお米です。
今、このお米を作る“農”の担い手不足が大きな課題となっています。
国はこの課題への対策の一つとして、農地の集約化、大規模化を推進しています。
この一環として、企業も“農”の担い手として参入できるようになりました。
篠山市東部では、酒造会社が2ha程の規模で、米作りに参入するとの話が進んでいるようです。
上記のデカンショ節のように、酒造会社を労働力・技術面で支えてきた地が、今度は一部ではありますが支えてもらう、相互扶助が成り立ちつつあります。
おおいに期待する次第です。
さて、話を唎酒会に戻します。
出展点数は、普通酒の部44点・純米酒の部47点・吟醸酒36点の合計127点。
それぞれに、兵庫県知事賞・兵庫県産業労働部長賞・丹波杜氏組合長賞が選ばれました。
表彰式終了後、組合長さんから「是非、きいて帰ってください」と言われ、
「聞いて帰る」・・・
「?」
と思いましたが、
「唎いて帰って」、即ち「唎酒をして帰ってください」とのことでした。
が、「口の中で転がす」だけとは分かっていましたが、まだまだ車に乗る予定がありましたので、万が一、億が一のことを考えて、唎いておられた人のよこで、感想だけを聞かせていただきました (~_~;)
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