5月28日 平成27年度 丹波地域政策懇話会
皆さん、こんにちは。
本日、丹波県民局において 『平成27年度 丹波地域政策懇話会』が開催されました。
この会議は、篠山・丹波両市長、両市議会議長、丹波県民局幹部職員、両市選出県会議員等が一堂に会し、丹波管内各行政の連携強化等を目的に、それぞれの施策や課題等について意見交換や情報交換等を行う場として、年2回開かれます。
今回は平成27年度の第1回目。
丹波県民局、篠山市、丹波市の順で、各々の今年度の主要事業の概要説明があり、その後、篠山市、丹波市から提出された協議項目について、県民局との意見交換がなされました。
篠山市からの協議項目は次の2点。
①丹波の森構想の推進について
日本遺産として認定された 「丹波篠山 デカンショ節~民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶~」。このストーリー形成にあっては、これまで兵庫県が進めてこられた「丹波の森構想」も大きな役割を果たしている。
篠山市としては今後、「日本遺産のまち」として、誇り高く、市民をあげて魅力あるまちづくりを進めていく上で、「農都創造」「小京都、日本の原風景と誇れる土地利用と景観保全」「ふるさとの森や川の再生と生物多様性」等を更に進める。
ついては、丹波地域における県の各分野において、この「丹波の森構想」の一層の推進を願う。
②企業誘致の推進について
「ふるさと篠山へ住もう帰ろう」運動に直結する企業誘致活動には、今後もしっかり取組む。短期的にはHPに掲載している10数ヵ所の遊休地や空き工場への誘致を進め、中長期的には農工団地への誘致を図る。
農工団地篠山東部地区は、隣接する地域が重伝建指定を受けるなどしたため、企業がより進出しやすい場所の選定を検討する。
市単独の企業誘致には限界もあり、引き続き、県、サポートセンターによる情報提供や用地情報の発信強化及び農工団地指定変更等にともなう事務処理等に協力いただきたい。
丹波市からは次の1点。
①森林整備の推進について
昨年の丹波市豪雨災害は、森林荒廃も被害拡大の一因と考える。
森林整備による減災対策はもとより、木質バイオマスエネルギーの資源活用、森林管理に関わる人材育成の観点からも効果は大きい。
県においても、これまでから取組んでおられるが、さらなる路網整備の加速化と拡充の加え、林業事業体による山土場から市場への間伐材搬出に対する補助制度の創設、間伐を実施する山林所有者へのインセンティブをあたえる収益還元等の方策を県市ともに研究していきたい。
この後、それぞれの「地方(域)創生」への取組みについて協議が行われ、各々の総合戦略策定へのスケジュール等、情報共有も図られました。
最後にその他意見を求められましたので、私からは昨年の丹波市豪雨被害復旧にあたり、地籍調査が行われていたことが、復旧スピードを上げたことなどから、そう言った観点からも地籍調査の重要性・必要性を訴えさせていただきました。
数年前にも同様の意見を申し上げましたが、先に記したように復旧への効果がこの管内でも実証されましたので、再び述べさせていただきました。
特に篠山市においては、本年度予算の計上もないようですし、また、市職員数が減り、担当部局も事業が推進しにくい状況は理解していますが、万が一の備えとしても、また、ノウハウの蓄積の観点からも僅かでも継続していくことが必要ではないかと感じています。
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