8月21日 次世代へつなごうくり産地
皆さん、こんにちは。
丹波篠山の名産といえば、今は黒豆が最も有名になっていますが、栗も負けず劣らず全国的に知られています。
デカンショ節にも “栗” がたくさん歌われています。
♪ わたしゃ 丹波の勝栗育ち 中に甘みも 渋もある ♪
が代表的ですが、この他にも20くらいはあります。
で、本日はこの栗の生産技術の向上と経営安定化を目的に、兵庫県果樹研究会や兵庫県、篠山市、JA丹波ささやま等が主催する 『平成27年 兵庫県くり研究大会』が開催されました。
兵庫県産栗の主な生産地は丹波地域と北摂地域。所謂、丹波栗です。
この出荷量は昭和50年代には300t~400t ありましたが、平成に入り右肩下がりに減り、平成16年には42t まで落ち込みました。
で、丹波県民局では「日本一の丹波栗の産地復活」を目指し、平成23年度に生産者や商工会、観光協会等々から成る「丹波栗再生戦略会議」を設置し、栗園整備や生産用機械等の整備や産地再生の指針となる基本構想づくりを進めてきました。
以降、平成32年には栽培面積を200ha(平成23年150ha)、生産量を200t(同127t)にまで拡大するとの目標に向かい取組みを続けています。
また、目標を実現させるための戦略として、以下の3つの重点実施項目と11の実行計画をあげ、鋭意取組んでいます。
【重点実施項目と実行項目】
1 丹波栗生産力の拡大・強化
① 新植による生産量拡大
② 栗農家の担い手づくり
③ 苗木の地域内供給体制の確立
2 ブランド力強化による販売量の拡大
④ 丹波栗の定義(ブランドイメージの形成)
⑤ 情報発信・栗園等産地見学
⑥ 都市部への販売促進
⑦ 地域特産物との連携、葉・イガ等の活用
⑧ 栗中間加工事業の展開
3 丹波地域への観光客の誘致・拡大
⑨ 継続的なイベント開催
⑩ イベントと観光の連携
⑪ 丹波栗街道等の整備
更に具体的には、④⑤⑥⑦⑨⑩を短期、①②⑧を中期、③⑪を長期とスケジュールに位置付け目標実現に取組んでいます。
本日の大会テーマは、「次世代へつなごうくり産地」。
副題は「生産・消費拡大に取り組もう」。
産地紹介や事例発表の他、丹波農林改良普及センターの秋山所長による「“日本一の丹波栗”の産地復活と地域活性化」と題した講演、また、長野県飯島町の月誉平栗の里の 下島芳幸 事務局長による「実需と連携したくり作り」と題した基調講演も行われました。
更には、篠山市内の園地の視察も行われる等、充実した研究大会が行われました。
来る10月10日(土)~12日(月・祝)に篠山城跡で行われる「丹波篠山味まつり」会場では、篠山市丹波栗振興協議会の皆さんによる生栗やむき栗等の販売が行われます。
「日本一の丹波栗」、ぜひお買い求めください。
夜はふるさと一番会議岡野地区。
本来は先月17日に開催される予定でしたが、台風で本日まで延びておりました。
防災ラジオの活用や草刈り対策、サギ対策等々についてご意見ご要望をいただきました。
6月20日から始まった今年のふるさと一番会議も、本日の岡野地区をもちまして市内20地区完了です。
ふるさと一番会議は、市主催の市民対話集会ですが、今年は全20地区すべて出席することができました。
さて、来週の月曜日にはいただいた要望箇所の確認に行ってきます。
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