活動報告ブログ - 2015年10月

2015年10月21日（水）

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10月21日　終戦70年　全国戦没学徒追悼式典

皆さん、こんにちは。

　本日は、南あわじ市にある『若人の広場公園』で開催されました 『終戦70年　全国戦没学徒追悼式典』に参列させていただきました。

　「戦没学徒記念若人の広場」は、先の大戦において、学業半ばでさまざまな軍需工場での生産に動員され、そこで亡くなった男女学徒を追悼する施設として、昭和42年に建設されました。
　その設計は、東京都庁舎や広島平和記念資料館等々を手掛け、世界的にも有名な建築家 丹下健三 氏によるものです。
　が、財政的な問題や阪神・淡路大震災の影響などにより、ここ20年は閉鎖状態となっておりました。

　この間、再開を望む多くの声があがり、また、それらを受けての働きかけ等々が実を結び、県等の支援を受け、本年3月再び開園するに至りました。

　で、今年が終戦から70年の節目であり、また、公園のニューアルオープンを契機として、「学徒出陣により戦地又は学徒動員により軍需工場等において戦死された20万人余りの学徒の御霊に追悼の誠を捧げ、改めて恒久平和を祈念するとともに、戦争の体験を次の世代へ継承する。」 ことを目的として、本日『終戦70年 全国戦没学徒追悼式典』が執り行われたものです。
　
　そびえる記念塔は万年筆の先を表しています。

　併設の展示資料館では、学徒遺品等の貴重な資料展示等もされおり、当時の様子に思いをはせる大変良い機会を提供されていますが、そこにある年表パネルには少しがっかり・・・
　と言いますのも写真のように「国歌」が「国家」と表してある他、事象解説も含め少々疑問に感じる部分も・・・　早急に改善してほしいものです。
　
　ともあれ、今のわが国の平和と安定は、多くの犠牲の上に成り立ったもの。
　本日は学徒の御霊に追悼の誠を捧げ、改めて恒久平和を祈念させていただきました。