11月12日 警察常任委員会管外調査 その2
皆さん、こんにちは。
さて、管外調査の2日目です。
まずは警視庁。
交通部にて自転車の通行環境の整備について調査を行いました。
警視庁交通部は、自転車の安全利用及び自転車交通秩序の向上の中でも、自転車の通行環境の整備について重点を置き、施策運用されています。
具体には、駅周辺の自転車が集中する地区において、面的な自転車通行環境の整備手法を検討するためにモデル地区を設定し、都や関係区市と協力して、自転車通行環境のエリア整備計画を進められています。
モデルとなる各地区内では、それぞれの道路交通環境実態に応じて、次の5つの手法を用いた整備が進められています。
① 自転車道
② 自転車専用通行帯(青色カラー舗装を併せて実施)
③ 普通自転車の歩道通行部分指定:カラー舗装等による通行部分の明示を併せて実施
④ 車道左側端の青色カラー舗装
⑤ 自転車の通行場所を明示する法定外表示「自転車ナビマーク※」の設置
※自転車ナビマークは、自転車が通行すべき部分と進行すべき方向を路面に表示するための法定外表示
また、自転車利用者に対する交通ルールの周知と交通安全教育の推進策として、
① 企業への出前型交通安全教育の実施や出前型自転車安全教育資器材の開発
② 警察官で構成(隊長以下14名体制)された自転車安全利用指導啓発隊(BEEMS)による街頭指導
③ インターネットを活用した自転車安全教育「PC/スマホ版けいしちょう自転車安全教室」
④ 自転車対策重点地区・路線の設定
等々にも取り組まれています。
本県においても自転車の通行環境の整備を進めているところですが、今後の効果的な施策運営のため参考とすべき点が多々ありました。
しかしながら、例えば「出前型自転車安全教育資器材の開発」においては、1500万円の費用をかけられたとのことであり、財政状況が大きく異なる現実も実感できました。
ただ、「PC/スマホ版けいしちょう自転車安全教室」などは日本全国どこからでも利用できますので、この点はありがたいことです。
その後、庁舎見学をさせてもらい、警察博物館へ。
ここには、警視庁の歴史に関する資料が、多数展示される資料館です。正式名称は、警視庁広報センター。
警察活動に係る広報の参考とするために訪ねました。
2年後には建て替えられるそうです。
続いては、警視庁東京湾岸警察署。
因みに『踊る大捜査線(平成9年放送)』の湾岸署の方が早く、警視庁東京湾岸署の開署は平成20年です。
したがって、署の名称を決めるにあたっては、ドラマの影響もあったとか。
さらに、因みに、映画版での湾岸署の建物は、東京湾岸署の隣の建物(写真右)が使用されています。
東京湾岸警察署の管内にはテレビ局や超大型ショッピングモール、ホテル、超高層マンションがあり、警視庁の海の玄関警察署として位置づけられ臨海地域における警察活動を行う警察署です。
本県においては神戸水上警察署が同様。今後発生が心配される津波対策や海上警備等々について調査を行いました。
特徴的なのは、水上での警察活動の拠点として、水上派出所が5ヶ所あること。
また、水上を担当する「水上安全課があり、警備艇を24隻も所有しています。
因みに本県では、神戸水上署と飾磨警察署、合わせて7隻。
東京オリンピックを控え、周辺では競技場の建設も進んでいます。
ビッグイベント開催にあたり、海からのテロ対策、また、直下型地震の津波対策等々、首都の水際を守る任務はかなりハードなものです。
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