11月25日 「景気は間違いなく回復しています」 企業懇談会にて
皆さん、こんにちは。
本日は、『平成27年度 篠山市企業懇談会 秋季定期懇談会』に出席させていただきました。
この会は 篠山市内で事業を営み、地域経済の振興発展・雇用の促進にご尽力頂いている企業さんの集まり です。
毎年、春と秋の年2回、講師を招いての定期懇談会を、また、3月には市当局との行政懇談会等を開催されています。
で、本日は秋の定期懇談会。
講師はテレビでも時々お顔を拝見する、神戸学院大学 中野雅至 教授。
講演テーマは、『これからの景気見通しとアベノミクス新三本の矢の思惑』。
「アベノミクス3本の矢の評価ですが・・・」
「大胆な金融政策の評価は、A 」
「機動的な財政政策は、B 」
「民間投資を喚起する成長戦略は、E 」
「これでABE」
と、掴みはまずまず。
冒頭「景気は間違いなく回復しています」と。
ただ、この景気回復にアベノミクスがどの程度直接的に影響したか、評価は難しいと指摘され、その理由として・・・
・ 株価は高いが賃金は上がっていない
・ 雇用失業情勢が良いのは、アベノミクス効果か、それとも、人口減少の本格化か
・ 雇用の質は改善されていない(増える非正規労働者)
・ 地方や中小企業にまで恩恵は回っているか
等々を挙げられました。
私もこれまで多くの講演を聞きましたが、おおむね、話がこの方向へ来ると、それ以降は、批判的な方へと進みます。
が、今回は、「ただ確実に成果を上げたのが、国民の“気”を変えたこと」と続きました。
「景気は“気”から」で、この「“気”を変化させたところは、評価に値する」と。
まさにそうだと思います。
経済は生き物。前へ進む気を起こさせることが大切。
無責任なコメンテーターや「庶民の気持ちがわかっていませんね」と繰り返し庶民の味方を標榜するまったく庶民ではない報道番組の司会者等々の影響で、なかなか“気”を変えにくいご時世。
このような大きな抵抗勢力がある中で、実際に“気”が変化していくということは、世の人々、個々がある程度、景気回復を実感できていることの証でもあります。
平成25年2月、景気回復とデフレ脱却を目指す国の補正予算に、本県として緊急に対応出来るよう臨時議会が開かれました。
その臨時議会において、わが会派の代表質問は、
『日本経済再生への強い意思を示したといえる国の予算、それを受けた今回の県の緊急経済対策が真に景気浮揚につながるよう、経済波及効果を高めていかねばなりません。経済対策への期待感の高まりが円安や株価の上昇を生んでいる状況からも、この機を逃さず実体経済を活性化するための方策が求められます。』
と、身近に景気回復の実感が得られるよう、地域でお金が回るようにしなければならないことを訴えました。
あれから3年近くたちました。
で、本日のお話。
「景気は間違いなく回復しています」
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