活動報告ブログ - 2015年12月

2015年12月17日（木）

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12月17日　本日の常任委員会

皆さん、こんにちは。

　本日は、警察常任委員会開会日。
　NET中継日でもありましたが、読売テレビのカメラも入りました。
　民放が入った理由は、先般報道もあった 『警察職員による捜査諸雑費不正受給事案』についての報告がされたからです。

　事案概要は・・・
　甲警察署のA警部補以下5人は、平成26年5月下旬から10月下旬までの間、職務上の地位等優位性を背景とするAの主導により、行動確認中の遊戯代名目で虚偽の支払伝票を作成し、捜査諸雑費約20万円を不正に受給するなどしたもの。
　また、A警部補は甲警察署以前の勤務地でも同様の手口で、捜査諸雑費約60万円を不正に受給するなどしたもの。この関係者は、A警部補以下11名。

　処分内容は、A警部補「免職」　その他、「減給」1人・「戒告」6人・「訓戒」7人。また、監督責任で11人を「訓戒・注意」。

　12月11日、A警部補以下5人を詐欺罪等で神戸地方検察庁に書類送致。

　兵庫県警ではここのところ、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで警察官70人が書類送検された事件や、万引き事件の捜査を放置した3人が犯人隠避容疑で書類送検されたり、盗撮の発覚等々、不祥事が相次いでいます。

　こういったこともあり、本日の委員会では井上本部長が直々に、「痛恨の極み。再発防止を徹底する」と陳謝されました。

　今年の警察常任委員会には、議会選出の監査委員が2人とも所属しています。　
　今回は、公金詐欺でかなり悪質な事件。加えて、不祥事が続くということもあり、松本委員から厳しく再発防止が要望されたとともに、捜査費については、『地方自治法第199条第5項による随時監査を行う』旨が改めて伝えられました。

　
　県民の信頼を回復するため、捜査費を執行している全68課・署について、捜査費の監査を今年度から3年間をかけて実施します。