Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-includes/pomo/plural-forms.php on line 210
12月18日 平成27年度 (農業改良)普及事業推進懇談会 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
文字サイズ変更

活動報告ブログ - 2015年12月

2015年12月18日(金)

12月18日 平成27年度 (農業改良)普及事業推進懇談会

皆さん、こんにちは。

 本日は、丹波農業改良普及センターの普及事業現地調査や、センターの皆さんとの意見交換などを行う、普及事業推進懇談会が行われました。
 毎年この時期に開催されていますが、現地調査は隔年で丹波市と篠山市、交互で行います。
 で、今年は丹波市管内での現地調査。

 最初の調査先は、丹波市春日町野上野(のこの)地区での大規模くり園。
 
 閉園した観光農園跡地(約18,000㎡)に、平成25年3月に丹波県民局の夢推進費を活用して栗を植栽。その数約850本。
 補助金を活用した園地としては、最大規模のくり園で、7種類にも及ぶ多品種の植栽がここの特徴です。
 栽培管理は、当初、野上野まちづくり協議会が行われておりましたが、今年の4月以降は、野上野自治会が出資して設立された (株)ゆめの樹 野上野 が行われています。
 今年の初収穫では、約100㎏を販売。平成33年頃には成園となる見込みです。
 ここで収穫された栗を活用した観光産業や加工食品の開発等々、地域の6次産業として定着させ地域活性化に繋げるのが大きな目的。
 将来丹波栗を牽引していくモデル園として期待されています。

 ゆめの栗の樹が大きく育つことを祈念します。

 続いては、氷上町稲継で農業を営む若手後継者を訪ねました。
 平成21年4月にUターン後継者として就農された I さん。
 
 水稲等の栽培、受託をされていますが、「祖母の代から続く野菜を中心としたふり売り(直接訪問型販売)が我が家の特徴です」と、 I さん。
 週3~4回は阪神方面へ販売に行かれるとのこと。
 「直接消費者の声を聞けるよい機会です」と、その声を「栽培品目の選択や商品の展開に活かしている」とも。
 丹波市内の若手農業者で組織する『丹波大空の会』の会長を務める傍ら、商工会の青年部にも所属され、研修や情報交換、また異業種交流等々を若きリーダーとして積極的に展開されています。
 今年度は、兵庫県担い手総合支援協議会が主催する『ひょうご農業MBA塾』にも参加され、企業的経営管理能力を高め、将来の営農計画の策定を目指しておられるようです。

 Uターンの担い手の次は、Iターンの担い手を訪ねました。

 平成25年9月から1年間、兵庫県立農業大学校実践農場での研修を修了され、丹波市で就農された Y さん。
 平成26年12月には、丹波市で初めて就農計画が認証され、丹波地域全体でも認定新規就農者第1号となられました。

 現在はトマト9品種を作付し、直売所等で販売されています。
 
 「まだまだ経営的には不安定」「経営を安定させるため、ハウス規模の拡大も考えながら、今後は加工食品にも挑戦したい」とのこと。

 丹波の「地域と農業」の未来を担う、U・I ターンの“若手”の活躍に大いに期待しています。

 昼食は、氷上町新郷にある農家民宿 『おかだ』さんで。
  
 平成16年に食育レストランを併設した農家民宿を開業され、平成19年には 「農林漁家民宿おかあさん 100選」の認定も受けておられます。
 自らが栽培した農作物中心のヘルシー料理で、お・も・て・な・し。
 ピザ窯での焼きたてピザは、特に美味しゅうございました。

 食後は、このおかださんをお借りして、丹波農業改良普及センターの皆さんとの懇談会を。
 
 懇談会で多くの時間を割いた話題は、『農業施設貸与事業』について。
 この事業は本年度スタートした事業で、知事の本会議場等での発言を聞いていても、自信と力の入れ様がうかがえる事業との印象を持ちました。
 極簡単に事業の説明をしますと・・・
 「JA等が園芸施設等を整備して新規就農者等へ貸与(リース)し、円滑な就農・地域への定着や農業法人の経営発展・雇用創出を図ることにより、農村地域の活力創生に資する」等を趣旨としています。

 で、その内容は
(1) 実施主体 : JA・市町等
(2) 対 象 者 : 新規就農者(新規参入者、UJIターン者)、農業法人等
(3) 対象施設 : 園芸用ハウス及び附帯設備・機械
(4) 助成内容 : 対象施設の導入への支援を通じ新規就農者等が支払うリース料を軽減
(5) 補 助 率 : 新規就農者1/2以内,農業法人等1/3以内 等
 と、なっています。

 が、実際にはリース会社が介在しており、一般的なリース事業の当該者として新規就農者の審査が行われるため、不適と判断される場合もあるようです。
 普通の商取引や商環境では、リスクを抱える側として当然のことですが、この事業の趣旨から考えた場合や、新規就農者は「元手が無いから」と始めた事業としては、何か矛盾も感じます。

 この他には、「たんば野菜経営ステップアップ講座」や、大納言小豆・丹波黒の振興や機械化等について意見交換を行いました。

 本日は一日大変お世話になりました。ありがとうございました。
 今後も当地域の農業振興発展のためご尽力いただきますようお願い申し上げます。

  


Warning: Use of undefined constant m - assumed 'm' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-content/themes/konipan/functions.php on line 267

Warning: Use of undefined constant m - assumed 'm' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-content/themes/konipan/functions.php on line 267

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です