3月25日 精神保健研究会現地交流会
皆さん、こんにちは。
さて、本日は超党派の議員連盟である 『精神保健研究会』で 県立光風病院を訪ねての現地交流会が開催させましたので、私も当議連の世話人の一人として出席させていただきました。
議員連盟とは、「議員が何らかの目的にために集まって結成される会のこと」で、各分野での政治課題等に対応するための政策集団的なものです。
兵庫県議会内の議連は、超党派で結成されるものと、各議員団所属議員のみで結成されるものの2タイプがあります。
現在兵庫県議会では、超党派の議連が 『日米友好兵庫県議員連盟』や『兵庫県議会文化振興議員連盟』など20議連、自民党関係の議連は 『北朝鮮拉致問題早期解決促進議員連盟』や『兵庫県議会防衛議員連盟』など18議連があります。
どの議連に所属するかは、それぞれ議員の意志によります。
因みに私は、超党派議連では10議連、自民党関係議連では16議連に所属しています。
『精神保健研究会』には、各会派から46名の議員が所属。
「ノーマライゼーションの理念の下、議員の立場から精神障害者や家族への支援を考えていくため、精神保健福祉関係の政策などについて学習等を推進すること」
を目的に、活発に活動をしています。
去る2月議会においても、家族会からの要望を当議連が窓口となり、請願として本会議で採択し、『精神障害者に対する交通運賃割引制度の適用を求める意見書』を原案可決し、国に提出いたしました。
このように各議連はそれぞれの目的に沿って、勉強会の開催や現地視察や交流会等々の活動を行っています。
で、本日は現地交流会ということで、県下唯一の公立精神単科病院である兵庫県立光風病院を訪ね、講演や関係団体との意見交換会、病院施設の視察等を行いました。
講演は、当院診療心理士の 中谷 恭子 先生に「誰もが地域で幸せに暮らすために」と題して、精神保健の現状と今後の課題、心のケア、家族や支援者への支援、光風病院の取組、等々についてお話しいただきました。
意見交換においては、アルコール依存や若年者の心の問題等々について、時間をオーバーしながらも活発な意見交換が行われました。
近年、不登校や引きこもり、虐待等々、若年者の心の問題に社会的関心が高まる中、うつ病、強迫性障害など、入院治療を必要とする児童・思春期の精神疾病患者に対応するため、県内で初めてとなる入院専門治療施設として、平成25年に当院内に開設された、児童思春期センター「光りの森」の視察もさせていただきました。
今後ますます精神保健医療福祉は、「入院医療中心から地域生活中心へ」との視点が大切にされます。
精神障害者が地域で生活し、社会に復帰するためには、医療的なケアだけではなく、精神障害者の視点に立った支援が不可欠で、本日の講演でも、「地域社会の懐の深さ」が重要であるとの指摘をいただきました。
地域社会の役割は、ますます重要になってきます。
日本の地域社会は、現代失いつつある、かつての「良質の集団主義」を思い出さねばならないようです。
夕刻からは、篠山市内で事業を営み、地域経済の振興発展にご尽力頂いている企業さんの集まりである企業懇談会へ。
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