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7月14日 自民党議員団政調理事会管外調査 3日目 愛知県 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2016年7月

2016年07月14日(木)

7月14日 自民党議員団政調理事会管外調査 3日目 愛知県

皆さん、こんにちは。

 昨夜は、名古屋市内泊。 
 自民党議員団政調理事会管外調査3日目、最終日です。
 バスに揺られゆられて、だいぶ腰に来るものがあります(^_^;)

 本日の調査先は・・・
 『知の拠点あいち』
 愛知県は、製造品出荷額等で全国1位。伝統産業から次世代産業までモノづくり盛んな県です。
 そのモノづくりを支えている中小企業は県内の99.7%を占めています。
 その中小企業の振興を図るため、平成24年10月に「愛知県中小企業振興基本条例」を制定し(因みに本県では、昨年10月29日の本会議で、議員提案による「中小企業振興条例」を可決しました)、中小企業施策の一層の充実に取り組んでおられます。
 この一環として、中小企業の付加価値の高いモノづくり技術を支援するため、最先端の研究開発環境を備えた拠点として、「知の拠点あいち」を整備しています。
 ここは、「あいち産業科学技術総合センター」「あいちシンクロトロン光センター」「新エネルギー実証研究エリア」の3つの施設から構成されています。
 これらの施設では、産学行政連携による共同研究や産業界の技術ニーズに対応した技術開発支援を行っておられます。
 こうした施設の取組を調査し、本県における中小企業の研究開発支援策の参考とさせていただきます。

 『中部国際空港セントレア』
 我々議員の管外・管内等の調査活動においては、事後、報告書を作成します。
 今回の政調理事会管外調査においては、それぞれの部会が所管事項に沿って分担し報告書のたたき台を作成します、それに個人的な意見・感想等も加え、最後に政調会長室でそれらを精査し、最終報告書として作成します。
 で、私の所属する建設部会の担当は「中部国際空港セントレア」。
 と言うことで、少々詳しく報告させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中部国際空港セントレア(お客様満足度№1を目指した空港利用促進策)

 兵庫県内には、神戸市が運営管理する神戸空港、但馬空港ターミナル株式会社が運営管理する但馬空港、関西エアポート株式会社が関西国際空港とともに運営管理する大阪国際空港がある。

 この内、神戸空港においては、本年開港10年になるが、開港当初に設定された発着便数や運用時間の規制は依然変わらず、利用客数も横ばいが続く。
 現在、神戸市においては、神戸空港に運営権を設定できるようにする条例案改正が進められるなど、新たな運営者による事業開始を念頭に準備が進んでいるところである。
 また、本年4月には、関西エアポート株式会社による関西国際空港と大阪国際空港の一体運営が始まったが、井戸敏三知事は、関西全体の振興のためには将来これに神戸空港も加えた、3空港一体運用の必要性を主張するとともに、神戸空港の機能充実のため規制の見直しを訴えている。

 但馬空港においては、昨年1月から、より効率的な運営管理をめざし但馬空港ターミナル株式会社に運営管理を委託するなど経営改善に努めているが、更なる利用者増につなげるためには、東京直行便の開設が課題となっている。

 以上のように、県内各空港は周辺官民一体となりその振興に取り組んでいるところではあるが、「旅客数増のみならず、空港そのものを楽しむ」といった利用客増進策に関しては、まだまだ取り組むべき余地がある。
 この為、国際空港評価において、大変高い評価を受けている中部国際空港セントレアを訪ね、「お客様満足度№1を目指した空港利用促進策」等の空港運営を調査することにより、本県の空港利用促進につなげることを目的に行ったものである。

調査日程
平成28年7月14日(木)
1 開会
2 受入事業者挨拶 中部国際空港株式会社 上用敏弘 執行役員
3 概要説明 
 「お客様満足度№1を目指した空港利用促進策」等
 中部国際空港(株) 
 経営企画部地域・環境グループ  伊藤 担当課長
 空港運用部CS推進グループ    岡村マネージャー
 総務部総務グループ         関 担当課長
 
4 意見交換
5 閉会
6 ターミナル視察
 中部国際空港(株) 
 営企画部地域・環境グループ 伊藤 グループリーダー 伊藤 担当課長

中部国際空港概要
 中部国際空港は、現在、旅客便が国際線41都市、国内線18都市を結び、貨物便が週あたり28路線という、中部地域の企業活動や市民生活を支える24時間運用可能な国際拠点空港である。
 空港乗降客数は、国内線5,490,437人、国際線4,687,472人、合計10,177,909人(何れも平成27年統計)、全国8位。
 顧客サービスに関する国際空港評価WORLD AIRPORT AWARDS 2016 (SKYTRAX)で2年連続世界第1位。
 全世界に4機しか存在しないボーイング747-400LCFを国内で唯一見られる(愛知県で製造されるボーイング787の主翼を同機で米国・シアトルまで輸送)。

中部国際空港の特徴的な取組

・CSの取組 空港におけるCSとは~空港の「サービス」~
 空港を構成する各組織が、航空会社は定時運行、免税店・テナントは売り上げ、税関・入管・検疫は徹底的に厳しく、等々、というように優先順位がバラバラで、そこに「お客様」が不在となりがち。
 この問題を解決しサービスの向上につなげるため横のつながりを大切にした「CS空港連絡会」を設置。
 空港組織内トップによる会合や、担当者同士による意見交換を定期開催し、官民一体となった推進活動を展開。空港全体のCS意識の向上・啓発に努めている。優れたサービスを提供したスタッフを表彰する制度も設けており、更なるサービスの向上につなげている。
 また、空港利用者からの「声」により、ターミナル内にコンセント付イスを設置したり、スカイデッキの手擦りを改修し小さな子供や車イスの利用者の視界を確保する等、きめ細かな改善活動も。

・ボランティア制度と活動
 来港者にホスピタリティー溢れる対応を行うとともに、地域住民にボランティア活動の場として開放することで地域貢献を図ること等を目的に・ボランティアを導入。現在200名ほどが登録し、昨年度は延べ7,400名が施設案内や社会見学で活躍されたとのこと。

・搭乗者以外の来港者増も念頭にした空港内施設やサービスの充実
 総店舗面積10,600m²を誇り100店舗以上の地元や東西の有名店を有するレストランやショップ、普段は関係者しか立ち入ることのできないエリアを見学できる「滑走路見学コース」等、施設やサービスの充実に力を入れ取り組んでいる。また、毎週末には何らかのイベントを展開。スカイデッキでは、盆踊りも開催されるとか。
 これらの取組により、収入としてはこれらのウエイトのほうが高いとも。

意見交換で出された主な質問
・ 成田や関空との共存をどう考えるか・・・
 「共存というよりも競争になると思うが、中部地域は、主に製造業の拠点として日本の国際競争力を担い、日本の成長を支える重要な地域である。この中部地域の国際交流・交易の拠点となる中部国際空港は、東京国際空港・成田国際空港・関西国際空港とならんで、日本にとって必要不可欠な社会基盤である。アジア地域の経済発展を背景として、大幅な増加が予測されている世界の航空需要を、日本のものづくりの中心地である中部地域の拠点空港である中部国際空港に誘致することで利便性を向上させ、ひいては日本の成長に繋げることが必要。」
・ 滑走路を増やす計画はあるのか・・・
 「日本経済を支える中部地域の基本的なインフラとして重要な中部国際空港を、完全24時間開港の国際拠点空港として活用するため、二本目滑走路の整備は重要な課題であると考えている。」
・ LCCにどう対応しようとしているのか・・・
 「今後まだまだ伸びしろがあるLCCの拠点化等を見据えると、航空旅客や離着陸回数の大幅な伸びが予想される。また、リニア中央新幹線の全線開通による巨大都市圏の誕生という大きなインパクトの活用や国の中枢機能の分担等を確実に担い、我が国がさらなる発展を目指していく上でも、空港の輸送力を格段に増加させる2本目滑走路の整備が必要。」
・ 空港行政に対して何かあれば・・・
 「首都圏に集中させていることが課題と考えている」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 と、いった具合になるのですが、長くなりますのでこれくらいに。

 最後の視察先が飛行場ですが、帰路もバス。
 神戸に向かってバスに揺られゆられ・・・。


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