活動報告ブログ - 2016年8月

2016年08月01日（月）

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8月1日　行財政構造改革調査特別委員会

皆さん、こんにちは。

　今日から8月。暑さに負けず頑張りましょう!!

　さて、本日午前中は、健康福祉常任委員会の一行が、但馬・丹波管内調査で篠山市のNPO法人「いぬいふくし村」に視察に来られたので、地元議員として同行させていただきました。
　
　ここが視察先に選ばれた理由の一つには、島山副委員長が、以前神戸で当法人の岩谷晃圓 理事長の講演を聞かれ感銘を受け、「いつか是非訪ねたい」との希望を持たれていたことも。

　いぬいふくし村は、平成15年に小規模作業所としてスタートし、平成19年より指定障害者福祉サービス事業所として指定を受け、現在約40名が通所する施設です。

　平成25年5月に行われた同法人の10周年記念式典では、酒井市長が挨拶で、「今日、障害者福祉のみならず、福祉全般において、“篠山市は先進的である”との評価を受けることができるのは、いぬいふくし村の存在が大きい」と、仰っていましたが、まさしくその通りだと私も思います。

　各委員からは、「高齢化が進む中で、これまでの障害者福祉サービスから介護保険サービスに移られている方は？」「社会福祉法人にはされないのか？」「今後の事業展開は？また、課題は？」等々の質問が出ておりました。

　ふくし村とひらがな表記なのは、「ふつうのくらしでしあわせに」との意味が込められているそうです。

　委員の皆さんには、当施設での視察をおおいに参考にしていただき、さらなる障害者福祉の向上に努めていただきたいと思います。

　午後は『行財政構造改革調査特別委員会』に出席のため登庁。

　議会に設置されているのが『行財政構造改革調査特別委員会』。各会派の12名で構成されています。
　また、自民党議員団内に設置されているのが『行財政構造改革調査検討委員会』。自分でも間違えそうになります(^_^;)

　で、本日は『行財政構造改革調査特別委員会』。

　付議事件は、『第3次行革プランの3年目の総点検における課題と検討報告について』

　第3次行革プラン3年目の総点検については、4月以降、組織、定員・給与、行政施策、公社などの各分野にわたって、全庁を挙げて点検・検証作業が行われており、この検証作業を踏まえ取りまとめられた「課題と検討方向」について、当局より説明が行われました。

　本日の委員会においては、基本的に説明を受けるのみ。
　これを受けて、議員団内の『行財政構造改革調査検討委員会』において、質疑事項等を検討し、次回の委員会で当局を質すことになっています。

　ここで行革について、ごく簡単におさらいさせていただきますと・・・

　兵庫県は、阪神・淡路大震災からの創造的復興を進めるため、約1兆3千億円に上る震災関連県債の発行(借金)を行いました。
　その返済に充てる公債費(H28年度547億円)は他府県にない大きな負担となり、毎年度、収支不足が発生しています。(言い方が悪いですが、阪神・淡路大震災の復興は兵庫県の自腹、それ以降に発生したものについては、国が何とかする仕組みに変わりました)
　このため、第3次行革プランに基づく行財政全般にわたる改革を着実に推進し、平成30年度の収支均衡の達成を目指しています。

　この行革の流れは、平成19年4月1日に行財政構造改革本部が設置されたことに始まります。
　平成20年10月3日には、『行財政構造改革の推進に関する条例』が制定され、同年10月6日に『行財政構造改革推進方策を定める件』が議決され、『新行財政構造改革推進方策(新行革プラン)』に基づく向こう10年間の財政立て直しがスタートしました。

　以降、条例に基づき3年ごとに見直しを行い、平成23年3月には、「第2次行財政構造改革推進方策(第2次行革プラン)」を策定、平成26年3月には、「第3次行財政構造改革推進方策(第3次行革プラン)」を策定しました。
　で、第3次行革プランの策定から3年目を迎える28年度は、プランの全項目について総点検を実施いたします。

夜は、ふるさと一番会議城南地区です。

　今回の事前調査では、特にご要望ご意見等はいただいておりませんでしたが、次の2点について昨年からの宿題がありましたので、ご報告させていただきました。
・　真南条下地区より、R372号の地区内追い禁指定と横断歩道の設置
　これについては、今年度実施予定の旨、報告。
・　栗栖野地区より、R372号栗栖野交差点付近舗装修繕
　これについても、今年度実施予定の旨、報告。
　本日の会場では、出席者からドクターヘリによる搬送への感謝と、さらなる救急医療体制充実への期待が述べられました。