活動報告ブログ - 2016年8月

2016年08月31日（水）

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8月31日　丹波地域づくり懇話会

皆さん、こんにちは。

　8月もあっという間に今日1日。
　子供達の長かった夏休みも今日で終わり。
　8月最終日は、“夏の終わり”との一抹の寂しさを感じます。

　さて、そんな本日、丹波の森公苑で、篠山・丹波両市の市長・市議会議長が、井戸知事と地域の課題等について意見交換等を行う『丹波地域づくり懇話会』が開催されました。
　

　篠山市側から出された提案は・・・

　酒井市長から
1　丹波の森構想のさらなる推進
　・農村整備事業や河川の整備事業において、丹波の森構想の理念に基づく自然環境や生物多様性への配慮について、県には先導的な役割を果たすよう要望する。
　・篠山市では、自然や地域の歴史文化に根ざした景観まちづくりを推進するため新たに「丹波篠山ロマン街道(仮称)」構想を検討中である。これについて専門的かつ広域的な観点からの指導や助言を願う。
2　地域医療維持に対する支援
　・平成20年7月に締結した篠山医療センターとの協定期間が平成30年7月と迫る。同年新柏原病院が開院する。篠山医療センターの存続と新柏原病院、さらには市内各病院との連携による市内医療環境のさらなる充実・強化への支援を願う。

　渡辺議長から
1　農林業施策への支援
　・地方の農林業支援のため国庫財源の充実(集落営農支援・獣害対策・森林環境保全等々)を国に対して強く要望していただきたい。県民みどり税の制度拡充も。
2　若者定住促進
　・ふるさと教育の拡充支援。市内3高校と市教委の連携促進。県のサポート等々による企業誘致の促進による就職先確保。

　これら提言について、井戸知事がコメントされました。
　特に地域医療の件に関しては「兵庫医大の存続に全力を挙げて取組む」との力強いコメントをいただきました。

　私にも発言を求められたので
　・農業基盤整備の再整備の必要性
　・観光のみならず、医療、防災、教育、等々も含めた京都丹波とのさらなる連携促進の必要性
　・地域にあった通学路安全対策の必要性
　等々について発言させていただきました。

　丹波市からは・・・
1　県民緑税を活かした「災害に強い森づくり」「市民参加の森づくり」への支援
2　総合治水条例の推進
3　新柏原病院開院に向けての通院手段(公共交通網)整備

　が提案されました。
　内水対策、新病院への交通手段、に関しては篠山市にとっても共通する課題です。

　医療の問題の他に、丹南校跡地の活用、行革に関連する諸課題等、今後、県と市で交渉すべきいくつかの課題がありますが、地方創生・地域創生の理念の下「地域活性に資するのか」とする観点・視点を大切に私も汗をかきたいと思います。

　午後は、『平成28年度 篠山市森林組合 第17回 通常総代会』に出席させていただきました。

　加藤組合長が冒頭の挨拶の中で、地籍調査について触れられました。
　山地防災、森林資源の積極活用等々の観点からも、地籍調査は重要な意味を持っております。今後の推進に大いに期待を寄せるところです。