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終戦の日 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2010年8月

2010年08月15日(日)

終戦の日

皆さん、こんにちは。
 本日8月15日は、65回目の『終戦の日』。

 

 全国戦没者追悼式に伴い、篠山市でも遺族会の皆さんにより、遺芳殿で『戦没者追悼慰霊祭』が執り行われ、私も皆さんと一緒に、戦死された方々の御冥福を祈り、追悼の誠を捧げてきました。

 

 例年この時期になると、戦争を題材としたものが多く取り上げられます。

 先日は、NHKで当時の白黒フィルムをカラーに置き換えたものが放送されていました。

 戦後世代にとって、白黒映像は何か遠い昔の別世界的なところがありますが、カラーで見る映像には、より“現実味”があり、説得力の強さを感じました。

 また、昨日はTBS系列で『歸國』というドラマが放送されていました。

 戦死した英霊が帰国し“今の日本をどのように感じるか”といった内容でした。

 

 そんな終戦の日の午後、ある方の葬儀に参列しました。

 

 その方は、鮮魚店を営み、秋祭りの頃には、近所の子ども達に熱心にお囃子の指導をするなど、地域でも親しまれる存在でした。

 享年88歳。この年齢からもわかるように、青春時代を戦時下で過ごされ、南洋戦線からの帰還者です。

 我が家にもちょくちょく寄られ、その折には、当時の話をよくしてくださいました。

 「上陸直後に機銃掃射にあい、バタバタと人が倒れていった」等々、商店街界隈では、身近な語り部として、その体験談を聞いた人は多いと思います。

 印象に残っているのは、「病気や飢えで、座り込んだまま亡くなっていく人を見て、“この人も楽になった。自分も早く楽になりたい”と、本気でそう思った」と、話されていたことです。

 歸國後、家業を継承され、立派に子育てもされ、今日の日本を支えてこられました。

 

 65年間、平和を維持できていると言うことは、『歸國』できなかった人々をはじめ、多くの犠牲者への最大の供養ではないでしょうか。

 

 終戦の日の葬儀に際して、そう思いました。


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