活動報告ブログ - 2010年8月

2010年08月21日（土）

• 「活動報告ブログ」

平成22年度政調理事会管外調査：福岡方面

皆さん、こんにちは。

　例年ですと、お盆が過ぎデカンショが終わると、丹波地方では、朝夕に“秋風”を感じるんですが、今年はまだまだ“夏”のまま。それを裏付けるように、昨日の県内最高気温は、丹波市柏原の37.2℃と聞いております。

　行事やデカンショ祭り等々で慌しくお盆もすぎ、一息つく間もなく、18日19日の両日は、議員団政調理事会管外調査で、福岡に行ってきました。

　今回の調査先は、

福岡県糸島市『福岡水素タウン』

　福岡県下では、官民597会員からなる福岡水素エネルギー戦略会議のもとで、水素エネルギー利用に係る各種施策が講じられています。

　水素エネルギー社会を可視化・具現化するモデル都市として、糸島市の新興住宅地の150世帯を対象にLPガスを燃料とする家庭用燃料電池を設置し、省エネ効果等を検証中です。

九州経済連合会『九州道州制』

　知事会や経済界等官民が一体となり「九州はひとつ」の理念のもと、九州独自の発展戦略の研究や具体的施策の推進に取り組んでいくため『九州地域戦略会議』が設立され、そのもとで平成20年10月には「道州制の九州モデル」を取りまとめ、昨年は「九州が目指す姿、将来ビジョン」を策定。

　また、九州市長会のもとでも昨年10月「九州府実現計画報告書」が作成され、10年後を目途に道州制移行が提唱されるなど動きが活発化しています。

久山町『道徳教育宣言の町』

　昭和51年に「道徳教育の町」宣言、文科省指定で地域を挙げて道徳教育を推進、平成16年には鹿児島県横川町教委、長崎県有家長教委とともに「道徳サミット～九州の道徳の町からの提言～」を開催。

田川市『企業誘致・育成戦略プラン』

　石炭諸法等による産炭地域対策として国の手厚い財政支援を受けてきたが、同法の終息等に伴い喫緊の課題となっていた雇用確保・市税増収を図るため、平成20年1月に本プランを策定し、「自主・自立する財政基盤の整備」を実行中。

北九州市『ウォータープラザ』：官民連携海外等向け水処理施設

　2025年に経産省の試算によると世界で87兆円の市場規模が予想される「水ビジネス」について、官民協力による海水と生活排水の新興国等向け需要開発のための実証展示施設を整備中。

　1泊2日で、新エネルギー戦略、道州制、道徳教育、企業誘致、官民一体ビジネスと多岐にわたる調査内容ですが、福岡県内ですべて納まるところが、ある意味凄い。

　特に、エネルギー戦略、新ビジネス、道州制等は、官民一体となり先進的に取り組んでおられます。これは、やはり危機感の違いか。

　実は、今回の調査項目には、もう一つありました。B級グルメ“田川ホルモン鍋”の調査。全国のB級グルメがその味を競う『全国B-1グランプリ』が、来年、姫路で開催されます。開催地としては、強敵の事前調査。

　田川市で企業誘致・育成について説明をしていただいた、金子係長は、田川B級グルメ『田川ホルモン』の全国展開を目指し設立された『田川ホルモン喰楽歩』の会長でもあります。

　「昼食にぜひ食べてください」と、強い推薦もあり、「昼食でホルモンはチョッとヘビー」との思いもありましたが、行程に取り入れました。

　実際食したところ、実においしかった。割にあっさりしていて、野菜もたっぷり。年配の方もおられましたが、みんな完食。これは強敵です。

　田川市の調査では、伊藤信勝市長(左写真中央)も同席いただいて、ホルモン鍋を囲みながら、膝を交えた幅広い意見交換ができました。