- 2009年09月23日(水)
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- 「活動報告ブログ」
シルバーウィーク5
皆さん、こんにちは。
連休最終日。雨が降りましたが、そこそこの人出でした。今更ながら“丹波篠山”の集客力には感心します。
で、本日は『篠山市社会福祉大会』にお招き頂きました。
大会開催の目的を【近年、少子高齢化や人口減少が進み、地域の社会的な営みを維持することが困難になるなかで、市民が積極的に福祉活動に参画し、地域のネットワークづくりを進め、地域のつながりや支え合いを構築することが求められています。
市民自らが地域の福祉課題に気づき、福祉活動に参画し、協働する意識を高めていくことをめざして、本大会を開催します。】としています。
郡部では、高度成長時代から人口流出が急速し、それに伴い『付き合いの希薄化』『支え合い社会の崩壊』も加速していきました。それでも、その部分を行政がある程度補填出来るだけの財政的な余裕がありました。
去る3月24日、内閣府地方分権改革推進委員会委員長で伊藤忠の会長 丹羽宇一郎 氏の講演を聞きました。
その中で、丹羽委員長は、「戦後最大の経済成長を遂げたとされるいざなぎ景気を支えたのは、年間100万人ペースという労働人口の増加だった。しかし、現在の出生率は74年の半分になっており、労働人口が毎年30万人ずつ減っていく計算になる。今後20〜30年の日本を考えると、すべてが団塊の世代の半分の規模になる。」と将来の不安を話されました。
となると、財政的に補填出来なくなります。今、既に出来なくなりつつあります。
しかし、補填部分を還元されても、もはや全てを受け入れるだけの“人力”が以前に比べ格段に弱まっています。最近、自治会長さんがたから「仕事が多すぎて、大変だ」と、よく耳にします。
地域の事情に合わせ、お金をどこにどのように使うかが重要です。