1月16日 建設常任委員会
皆さん、こんにちは。
更に積雪。
今朝は昨日の雪が凍って、歩きにくい、歩きにくい(>_<)
でも、2.78kmを42分51秒。
本日は10時30分から建設常任委員会。遅れるわけにはいきませんので、いつもよりずいぶん早くに出動。
高速もトロトロ運転。
いつもの倍、時間がかかりました。
でも、一番乗り。県庁まで雪の宅配ができました。
で、本日の建設常任委員会は、以下のような議事順序で。
(企業庁関係)
・諸報告
(1) 新任幹部職員紹介
(2) 平成29年度当初予算要求概要について
(県土整備部関係)
・諸報告
(1) 平成29年度当初予算要求概要について
・閉会中の継続調査事件
(1) 港湾・海岸事業について
《昼休憩後》
・特定テーマに関する調査研究
今回の特定テーマに関する調査研究は、兵庫県立大学の 木村 玲欧(れお) 准教授にお越しいただき、『土砂災害の危険を周知し円滑な非難につなげるソフト対策』をテーマにご講演いただきました。
冒頭、兵庫県の落とし穴として「地震については関心が高いが、土砂災害に関しては如何か?」と振り出され、土砂災害についてハード対策は計画的に進んでいるが、ソフト対策については更なる強化が必要として、
・土砂災害から生き抜くための住民意識向上の現状と課題
・地震も土砂災害も「危機対応」という共通点で仕掛ける
等々について、お話いただきました。
少し細かく紹介しますと・・・
・ 21世紀は地震・異常気象などの大災害時代になる。
・ 身近で災害が起きることを前提に、「わがこと意識」を持つことが大事。
・ 阪神淡路大震災を経験していない神戸市民が5割近くになっており、子供にとっては、自分が生まれる前の「携帯電話もなかったようなすごく古い時代」の出来事。関東大震災も阪神・淡路大震災も「古い時代の出来事」で心理的距離が同じであり、知らないのも同然という心理状態になる。
・ 低頻度の大災害については、きちっと伝えていく仕組みを作ることが大切。
・ プロアクティブの原則
疑わしい時には行動すること。最悪の事態を想定して行動すること。空振りは許されるが、見逃しは許されないということ。
・ プロアクティブは、組織体制についてだけの話ではなく、1人1人がプロアクティブでなければならない。
・ 行動のパッケージ化
人間の行動は、認知・判断・行動の順番で行われる。この3段階を事前にパッケージ化することによって、適切で迅速な災害対応行動が可能となる。
・ 様々な行動のパッケージ化
パッケージ化で「型」を身に付ける。「型」ができるから、たとえ本番で状況が違っても「適切な判断」や「正確な行動」に「応用」が利く。
明日は、阪神淡路大震災発災から22年。
冒頭の「地震については関心が高いが、土砂災害に関しては如何か?」という兵庫県の落とし穴もしっかり埋めていかなければなりません。
夜は、兵庫県測量設計業協会新年賀詞交換会。
神戸泊です。
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