- 2009年09月10日(木)
-
- 「活動報告ブログ」
丹波地域づくり懇話会
皆さん、こんにちは。
本日午前中、井戸知事と篠山市・丹波市の両市長・両市議会議長が意見交換をする『丹波地域づくり懇話会』が市民センターで行われました。
酒井市長からは、①田園交響ホールの有効利用②まちづくり協議会について③鳥獣害対策への支援④企業誘致への支援⑤地上デジタル化についての新たな課題 等が提案されました。
中でも県行革プランに、市への移譲が盛り込まれている“田園交響ホール”については、建築から20年を経過して、大規模改修が必要な時期になっております。
現状、田園交響ホールは篠山市へ無償貸与となっており、日常的な運営や修繕は篠山市が行っております。しかし移譲となりますと、所有者・県による“大規模改修”後でなければ、篠山市も将来負担を考えますと「はいそうですか」とは、言えない現状があります。
この問題について知事は「大規模改修をして渡すのは当たり前」との認識を示されました。これで一安心です。
この会には、私も地元県議として参加しました。コメントを求められましたので『鳥獣害対策』について、駆除後の最終処分場の整備、ハンターの担い手早期育成、害獣駆除の府県連携等、3点ほど要望をしておきました。
『懇話会』でも課題として出ておりました“地域医療”ですが、午後からは『篠山市救急医療懇談会』が開かれました。
救急の大きな問題として挙げられますのは『丹波圏域では、脳・心臓に関しては基本的に診られない』と言う事です。圏域の見直しについても意見が出されておりました。
この件については、篠山市においては、関西広域連合による『広域医療連携』での、京都府との連携に活路を見出したいものです。