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活動報告ブログ - 2017年3月

2017年03月15日(水)

3月15日 普及事業推進懇談会

皆さん、こんにちは。

 今朝は「マジっすか?」と思うほどの雪の降り方。
 この時期ですから積もりませんが、大粒のぼたん雪がばっさばっさと降ってきます。
 湿りに湿ったぼたん雪ですので、傘が重くて重くて(*_*)
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 この雪の中を2.03km、24分57秒。手がかじかみました(*_*)

 さて本日は、普及事業推進懇談会。
 この会は、丹波農業改良普及センターの普及事業現地調査やセンターの皆さんとの意見交換などを目的に、毎年度行われています。
 現地調査については、隔年で丹波市と篠山市、交互で行っており、今年度は篠山市内の番。
 開催時期は、毎年度概ね12月頃なのですが、今年度は「少し暖かくなってから」ということで、本日開催となりました。
 が・・・今日に限って寒さは例年と変わりませんでした(*_*)

 本年度の現地調査は、県の施設貸与事業を活用されている新規就農者2名の圃場と農家民宿レストランの取組を視察させていただきました。

 日程は、午前中に現地調査、午後に室内検討会となっています。

 まず最初に訪ねたのが、味間地区のKさんのトマト栽培ハウス。
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 Kさんは、平成26年に脱サラをされ、1年間三田市のトマト農場やJA、県農業大学校等での研修を経て、父親の農地を継ぐ形で平成27年に就農されました。

 平成28年に県の施設貸与事業を活用し、パイプハウス及び潅水装置等を新設され、現在トマトの栽培を主に営農されています。

 兵庫県の農業版設備貸与制度は、新規就農者等へ設備等を貸与(リース)し、初期投資の軽減と設備保有リスクの軽減を図ることによって、円滑な就農・地域への定着や農業法人の経営発展を促進させることを目的に、昨年度新設されました。

 実施主体は、市町・JA等。対象者は、新規就農者(新規参入者・Uターン者)、農業法人等、(いずれも要件有)。対象設備は、園芸用ハウス、水耕設備、作業棟、冷蔵庫、軽四貨物、トラクター等で、補助率は、新規就農者1/2、農業法人等1/3となっています。 

 Kさんの場合、パイプハウス・1,120㎡(8m×70m×2棟)、育苗ハウス・120㎡(6m×20×1棟)、潅水装置等が制度対象施設となっています。

 Kさん曰く「この制度があり大変助かった」とのこと。
 「栽培技術に関しては、普及員さんにずいぶん助けていただいている。今後も試行錯誤しながらではあるが、さらに良いものが生産できるように頑張る」とも。
 また、現在も苦労をしているところの「『販売先の確保』についてもしっかり取り組みたい」
 と。
 普及センターに関しては、「出来るだけ色々な情報を提供していただきたい」と仰ってました。

 Kさんは就農時の年齢が給付要件(原則45歳未満)以上であったため、「新規就農される方に、農業を始めてから経営が安定するまで最長5年間、年間最大150万円を給付します」との青年就農給付金は受けられておりません。

 この分でも“経営”としては、やりくりに苦労も多いと思いますが、我々もさらなる制度の充実等を含めしっかり応援していきたいと思います。

 次なる現地調査は、八上地区のYさんの圃場。
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 Yさんは、平成22年、「手に職をつけたい」との思いから出身地である宝塚市内の農場で研修を始め、縁あって翌年篠山市の農業法人に入社。そこで3年間の研修を経て、平成26年に担い手のいない農家から、圃場・機械等一式を借り受け就農。
 現在、水稲、トマト、キュウリ、黒大豆枝豆、黒大豆、等を栽培。
 平成28年に県の施設貸与事業を活用し、パイプハウス504㎡(7.2m×35m×2棟)育苗ハウス120㎡(6m×30m×1棟)及び潅水装置等を新設されました。

 YさんはまったくのIターンでの新規就農者。
 年齢も若く青年就農給付金も受けられています。

 「農業所得だけで食べていくことは厳しい」と現状を訴えながらも、「今後は野菜生産にも力を入れ所得の向上を図りたい」と。
 また、昨秋には、脱莢機を購入し黒大豆枝豆の莢出荷にも取組まれたとか。 その成果も上々で、今年はさらに栽培面積を拡大したいと大変意欲的でした。

 若い就農者の意欲的は姿勢に、頼もしさと大きな可能性を感じた次第です。

 次に城南地区真南条の農家民宿レストラン「あかじゃが舎」へ。

 「食を通して、何か地域の活性化に役立つことがしたいね」
 との真南条営農組合女性部の皆さんの思いを形にすべく、普及センターの指導と情報提供による研修が重ねられ、赤じゃがをメインに地元野菜を使った農家レストランとして、平成27年9月、空き家を改修し誕生したのがこの「あかじゃが舎」。

 レストランの名の由来でもある「あかじゃが」は、平成21年より地域と神戸大学とが連携し共同開発して出来た甘味のある赤いジャガイモです。
 赤いジャガイモと言っても、紅イモの様に中身が赤いのではなく、外皮が赤いジャガイモです。

 昼食に頂いたランチにも、あかじゃがコロッケ(黒豆入り)、あかじゃが団子入りの味噌汁として登場しておりました。
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・ 地域の皆さんが「どんな野菜を作っているか」を登録することによって、季節の野菜をそろえ、また、それら旬の食材にちょっと変化をつけて提供する。
・ 地元野菜をメインに、地域の料理を伝え残していく。
・ これらを通して、地域間交流に繋がれば。

 こんな思いの詰まった手作りのあったかいランチ。
 おいしゅうございました(^^) 

 午後からは、この「あかじゃが舎」をお借りして、普及センターの皆さんとの検討会。
 普及員の皆さんから、それぞれ・・・
・ 個別経営体の経営安定
・ 丹波大納言小豆の振興
・ 丹波栗の振興
・ 但馬牛の繁殖成績改善
 について、活動紹介をしていただいた後、私達県会議員との意見交換へと進みました。
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 意見交換会では、やはり減反政策廃止以降の水稲、特産物の生産予測について多くの時間が割かれました。

 

 

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