- 2009年09月08日(火)
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- 「活動報告ブログ」
総務常任委員会管内調査・阪神地区その1
皆さん、こんにちは。
本日と明日は、総務常任委員会管内調査で阪神地区を回っております。
で、本日分の調査報告をさせて頂きますと、
日程第1は、兵庫県立美術館。
「平成14年4月会館以来、480万人の入館者数を数えております。“元気で賑わいのある美術館”を目指し、さまざまなジャンルを取り入れております。」と、中原館長から説明を受けました。
現在、県立美術館では特別展として『だまし絵展』を開催中です。これが実に面白い。ついついだまし絵の世界に引き込まれてしまいます。おいおい、施設調査の時間もオーバー気味になりました。
実は私、この日曜日に京都市美術館に『ルーブル展』を見に行ってきました。大盛況で70分待ちでしたが、こちらの『だまし絵展』も、負けず劣らずの大盛況ということです。土日は、大行列らしいです。本日は平日ですが、それでも朝から結構の入館者でした。
この『だまし絵展』は、子どもも大人も実に楽しく鑑賞できます。ほんとに、ビックリしますよ。11月3日までですので、ぜひお運びください。県内の子どもは、ココロンカードで入れます。また、12月8日~2月7日までは、これもまた親子で楽しめる『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』も開催されます。
日程第2は、芦屋特別支援学校(仮称)の建設現場調査。
この学校は、兵庫県特別支援教育推進計画(平成19~23年度)に基づいて、高等部を中心とした在籍者数の増加により大規模化している阪神地域の知的障害特別支援学校(阪神、こやの里)の過大解消を図るために新設されます。
太陽光発電、屋上緑化等、環境に配慮した設計になっております。児童生徒数は180人程度。来年4月に開校予定です。
日程第3は、西宮市立甲陵中学校。
生徒数865名、24クラス。1年生は300名。まだまだ増加傾向にあり、平成24年にピークを迎え、生徒数943名になるとされています。我が篠山市の現状を考えると、羨ましい限りです。人数が多いと課題も多いように思いますが、不登校生徒数は数名程度で、規模の割からするとかなり少なく、非行等の側面から見ても安定した学校のようです。
20年近く前、帰国子女の提案により始まった『アルミ缶回収によるユニセフ活動』にも取り組んでおられます。
この間、アルミ缶回収でフィリピンに“甲陵の井戸”を10基以上贈られ、ネパールに植林を贈られたりして『国際社会に生きる』教育を実践されています。
日程第4は、私立小林聖心女子学院小学校・中学校・高等学校。
一般的には“お嬢様学校”として知られる、小学校併設の完全中高一貫の女子高です。この機会以外に、私が“足”を踏み入れることはまずないでしょう。
小中高の校舎が同じ敷地内にあるという立地条件のよさを活かし、6・3・3制の教育制度は維持しつつ、12年間を3つの段階(ステージ)に区分して、カリキュラム、教育内容、指導方法を検討し、発達段階を踏まえた教育を実践されております。時代の先を見ておられます。
日程第5は、阪神教育事務所。
行革により、阪神南教育事務所と阪神北教育事務所が、阪神教育事務所及び宝塚教育振興室になりました。
質疑の中で、教育事務所の存在意義そのものを問う意見や新聞記事にもなりました“管内某市”での教頭人事に関する“組合推薦”問題等を問う意見も出ておりました。
明日は、県立こばと聴覚特別支援学校、県立人と自然の博物館、多田神社、等の調査に行きます。
本日の活動報告は、ホテルで借りたPCで打ちました。便利な世の中です。