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活動報告ブログ - 2009年8月

2009年08月16日(日)

デカンショ祭り

皆さん、こんにちは。
 昨日15日は、64回目の『終戦の日』でした。篠山市でも篠山市遺族会の皆さんにより、遺芳殿で『戦没者追悼慰霊祭』が執り行われました。
 子どもの頃、この辺りは私達の遊び場の一つで“カブト虫の猟場”でもありました。「チューレートーに遊びに行ってくる」と、家を出たもんです。子ども心にこの『チューレートー』付近は周りと違う空気が漂っていたのを覚えております。
 のちにこの『チューレートー』が『忠霊塔』だと分かりました。戦後生まれが75.5%、また、過疎、少子化により子どもが『チューレートー』の周りで群れて遊ぶ姿も見かけなくなりました。
 今、『チューレートー』へは、年に一度しか訪ねませんが、年々周りの森に飲み込まれていくようです。とともに、人々の記憶からも忘れ去られてしまいそうです。

 こんな話を聞きました。「以前の戦争について、戦後生まれのあなたたちには何の責任も無い。しかし、つぎに戦争が起こったならば、それはあなたたちの責任だ」と。

 15・16日は県内最大の民謡の祭典『第57回丹波篠山デカンショ祭』が行われます。篠山は“デカンショ”一色になっています。
 今年は、篠山の匠集団が日本最大級“木造”のヤグラを組み上げられ、築城400年のデカンショ祭りに一層の華を添えて頂いております。また、花火は例年の倍増。多くの方に楽しんで頂きたいと思います。
 お祭りは計画・準備・後片付け等々、それを支える多くの裏方がいます。篠山は年間を通して、かなりのイベント、お祭りがあります。それだけ多くの裏方がいます。そこに、篠山の底力を感じます。
 裏方の労に報いるためにも、来場者には気持ち良く楽しんで頂きたいと思います。

【デカンショ祭り】

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