- 2009年08月13日(木)
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- 「活動報告ブログ」
現地調査
皆さん、こんにちは。
20地区開催を予定しております『県政報告会&懇談会』もお盆の間は小休止。盆前に開催済みの13地区で頂いた“ご意見ご要望”の内、土木関係事案について12日に丹波土木事務所職員さんと現地を見て回ってきました。
公共事業の進捗状況、道路舗装補修要望箇所、河川浚渫要望現場等々の確認をしてきました。
その中でも、古市校区で頂いた案件は、大変気になるものでした。
古市校区は国道176号線と国道372号線、また、JRも通っている篠山の交通の要です。
しかも校区内波賀野新田においては、R176とR372が道路共有になっています。
その共有部分を縦断する様に『大塚谷川』と言う小さな川が流れており、その先にはJRが走っております。
伺った案件とは、「大塚谷川の上流部の山肌が崩落してきているのではないか。一度調べ
て頂きたい。」と、写真付きで頂きました。「昨今の“予測を超える雨量”によって、土石流が大塚谷川沿いに流れてきたら、地区内の被害はもちろん、国道、鉄道の両方が遮断され、篠山市全域の生活にとって甚大な被害が出るのではないか。」との指摘も頂きました。
今回の県西・北部豪雨のように、“予測を超える雨が降る”事態がここ数年増えております。
大塚谷川には3か所堰堤があり、今のところまだ余裕があると報告を受けております。崩落に関しては、農林の治山でも確認をお願いしております。
予測を超える雨量が“予測の範囲”になりつつあります。危険の基準も意識も見直しの必要に迫られています。