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県西部豪雨災害 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2009年8月

2009年08月11日(火)

県西部豪雨災害

県西部で豪雨による甚大な被害が発生しています。
 犠牲者の中には、幼い子どもさんもおられます。また、橋の欄干にしがみついていた男児が救出されたとの報道もあります。しかし、この子の両親と兄は行方不明の状態です。このような報道に接するたびに、子を持つ親としてはやりきれない思いがします。
犠牲者のご冥福を祈るとともに、被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 さて、このような災害に襲われたとき、兵庫県はどのような対策を講じてくれるのか。
 今回の対応について兵庫県災害対策本部から届いた資料を紹介します。
【平成21年台風9号災害に対する対応について】
1現状
(1)食料
・「災害時等における総合的支援体制に関する協定書」に基づきコンビニ各社と弁当事業者の連絡先をリストアップ。
・佐用町で朝食は対応するので、昼食(非常食)の要請があった。
→三日月小学校1000食、南光支所1800食 計2800食を西播磨広域防災拠点から手配(配送は県民局から配送)
→宍粟市夕食弁当500食、非常食500食

(2)飲料水
・県企業庁へ水の必要量が分かり次第連絡するので、準備をしておくよう依頼。
・佐用町においては、自衛隊の給水車が現地に行っているため、西播磨県民局と自衛隊と佐用町の協議により、不足の場合は県に要請する。(6:35)
・企業庁水道課より保存用飲料水490mlアルミボトル缶10000本の対応が可能。姫路市船津浄水場より搬出予定、運搬は企業庁より手配可能。佐用町に対し飲料水の希望の有無について荷電。(8:50)
・佐用町の依頼により、佐用町佐用中学校体育館(佐用町の救援物資の受付け場)へ当面5000本を届けるよう企業庁水道課へ依頼。(9:00)
・宍粟市の依頼により一宮市民局へ300本、一宮町福知へ300本を企業庁水道課が手配。

(3)毛布
・西播磨県民局へ依頼済み(西播磨広域防災拠点)。スタンバイOK。
・毛布は、佐用町が2000枚を日赤より入手。西播磨広域防災拠点から宍粟市へ100枚手配。

(4)ゴミ・廃棄物対応
・ゴミ・廃棄物対応が必要となることが想定されるため、環境整備課に対応準備を依頼。

(5)消毒
・水が引いた後、消毒を行うことが必要となる可能性があるため、龍野保健所に準備をするよう依頼。

(6)救助用ボート
・救助用ボートの搬送依頼のためトラック協会に連絡したが、連絡が取れなかったため、自衛隊に搬送を依頼。自衛隊が三木広域防災拠点(6艇)、西播磨広域防災拠点(4艇)に立ち寄って搬送する予定。

(7)職員派遣
・佐用町災害対策本部への応援職員の派遣

2今後の対応
(1)台風被害への備え(パトロール、土のう、状況に応じた早期避難等)
(2)安否確認及び捜索
(3)被災者支援対策
①ゴミ、がれき、トイレ対策②消毒③保健医療④ボランティア確保⑤仮設住宅

 以上が8月10日午後3時から開かれた、第1回災害対策本部会議で協議、確認された対応策等です。市町と連携しながら迅速に対応していただいております。

因みに篠山市が大きな災害に見舞われた時、災害派遣としてお世話になるのは『青野原駐屯地』の自衛隊の皆さんです。

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