- 2009年07月24日(金)
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- 「活動報告ブログ」
文教管内調査但馬・丹波その1
皆さん、こんにちは。
22日(水)から本日まで、文教常任委員会但馬・丹波管内調査に出ておりました。
調査初日は、我が丹波管内。三田学園の視察から始まり、丹波教育事務所、我が母校篠山鳳鳴高校、氷上特別支援学校という流れでした。
朝9時県庁集合。私にしてみれば、通った道をすぐ引き返してくるようなもんでした。
2日目は、但馬教育事務所、豊岡高校、コウノトリの郷公園、円山川公苑の順。
3日目の本日は、村岡高校、但馬やまびこの郷を視察・調査してきました。
今回の調査で訪ねた、三田学園は明治45年開校。篠山鳳鳴高校は篠山藩校を基とし、明治9年「私立篠山中年學舎」開校をもって創立。豊岡高校は明治29年創立。いずれも伝統校として、多くの人材を世に送り出してきました。
高校進学率が97%を超える中での少子化、郡部には加えての過疎化。長きにわたり人材を輩出しすぎて、底が尽きてきたのかもしれません。
スーパーサイエンスハイスクール事業を受け入れるのも確かに必要でしょう。しかし、そこで学んだ人は、国家、社会のために利する人材にならなければなりません。個人の豊かな生活のためにのみ活かされるのでは、意味がありません。その自覚を持たせる教育こそすべての礎だと思います。
そろそろ、地域を支えるスーパータンバ、スーパータジマを育成していかなければ、本当に底をつきます。
【豊岡高校 ニュートンの林檎の木】