- 2009年07月12日(日)
-
- 「活動報告ブログ」
景観保護
皆さん、こんにちは。
本日午後からは、市民センターで行われました『篠山市景観まちづくりフォーラム』に参加してきました。
現在篠山市は、景観行政団体に移行し景観法の導入を目指しています。
篠山市では、県の緑条例や景観条例、また市の里づくり条例など、別々の条例により景観を守ってきました。しかし、条例間にできる隙間や、様々な条例による制度手続きの複雑さが課題になっておりました。
そこで、景観法に基づく景観計画として一元化、これにより解り易く実効性の高い制度運用が可能となります。つまり、篠山市の景観的特徴に合わせた独自の景観計画や条例制定が可能となります。
この景観法が導入されますと、一部軽微なものを除き、市内の建築行為は、すべて届け出の対象となることや、市民の責務として「自ら良好な景観形成に積極的な役割を果たすように努める」と明記されている点で、市民の“理解”以上の“本気度”が必要となってきます。
後半のパネルディスカッションで、神戸大学の 黒田龍二 先生の言葉が印象に残りました。
「古いものは良い」「ひと・まち・地域のアイデンティティーを資料として未来に残す」
なるほど、深~イ。
話は全然変わりますが、昨夜帰宅しますと子ども達が『ごくせん』を見ていました。何の気なしに画面を覘くと、高校生が鉄パイプ等で殴り合う乱闘シーンでした。『どんだけ殴るねん』と言うくらいやってましたが、何シーンか後では、みんな跡形もなく完治しています。
この乱闘シーンによく似た現実がここ数日、同じくテレビ画面から流れています。鉄パイプや斧等を持った群衆が街を闊歩している映像。新疆ウイグル。現実に起これば、何人もの死者が出ています。
子どもに言っときました。「新疆ウイグルが本当の現場だ」と。
【景観まちづくりフォーラム】