文字サイズ変更

活動報告ブログ - 2010年9月

2010年09月25日(土)

船長釈放に思う

活動報告以外にも、このブログには色々書きこんでおります。

 

 なかでも、中国に関しては何度か私の思いを書いています。

 

 中華思想で社会主義の国。であるが故、強力なトップダウンによる機動力。党の軍隊で、その輝かしい思想のもとに、世界人民を解放するために日夜訓練に励む強大な“人民解放”軍。世界第2位の経済大国。地球上の1/5を占める人口。その9割以上が漢民族。

 

 世界の中心で最も華やいだ国を相手に、辺境日本は、決して『口実を与えるな』『隙を見せるな』

 

 これが私の繰り返してきた主張です。

 

 

 何故、船長を釈放、帰国させたのか。殆ど、無条件で。

 

 更に、明らかに政治的決断であるにもかかわらず、主体が検察当局とは、無責任極まりない。

 

 政府が、国家主権にかかわる事件を責任放棄したんでは、誰がこの国の国家主権を守るのか。

 

 地方分権を地域主権と主張している政府だから、まさか地方がか?

 

 明らかに、手痛い譲歩。『隙を見せてしまった』。

 

 釈放の仕方も色々できたはずである。

 “祖母の急死”を知り、精神的ショックが大きいとか、健康上の問題とかなんとかで、あくまで“人道的配慮”に基づいての釈放とか。

 この場合だと、『二度とするな』『今度は許さんからな』と、注文も付けられたはず。

 

 今回の様な帰し方では、今後何も出来ないようになる。現場は、領海侵犯して操業する中国船を指をくわえて見ているだけしかできない。 今後、下手に手を出したら、人民解放軍が尖閣諸島もろとも解放し、五星紅旗を立てるかもしれない。

 

 中国の脅威にさらされている周辺国や吸収されてしまったチベットやウイグル等々の人々は、今回のわが国の不甲斐なさにガッカリしていることでしょう。

 

 今事件で失ったものは、あまりに大きい。

 

 交渉のスタートラインは、明らかに後方にずれた。『謝罪・賠償する、しない』から始まってしまう。領土問題が完全に既成化してしまった。

 

 近い将来、江沢民の愛国主義教育を受けた小皇帝が、本格的に中国社会の中核を担い始める。今回のような対中愚策を続ける限り、現代の日米関係とは比べ物にならないほど、日中関係は属国関係になってしまう。

 

 「日出處」は大陸からみた日本の位置。「日沒處」は、日本から見た大陸の位置。この視点に立ってこそ、お互いを尊重しうる対等な関係が築けるのである。

 

 ヒトラーを調子づかせたのは、英仏の事なかれ的な譲歩からだ。

 

 (おまけ)検察に責任を負わせたことによって、政府は検察に大きな借りを作ってしまった。

 

 ・…………………………………………

 本日の活動

 午前中は丹南精明園『第14回丹南精明園祭』にお邪魔して、

 

 午後は、篠山地区敬老会に出席して、毎年の『乾劇団ほか』の劇や、歌謡ショー等々、最後まで楽しませてもらいました。

  


Warning: Use of undefined constant m - assumed 'm' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-content/themes/konipan/functions.php on line 267

Warning: Use of undefined constant m - assumed 'm' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-content/themes/konipan/functions.php on line 267

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です