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活動報告ブログ - 2009年6月

2009年06月27日(土)

白熱総会

皆さん、こんにちは。
 本日は、『JA丹波ささやま』総代会にお招き頂きました。
 篠山の基幹産業である農業を支えているのが『JA丹波ささやま』。そのJAを支えておられるのが、本日ご参集された総代の皆様です。
 JAさんには、県行革で統合された『篠山農業改良普及センター』にかわる『篠山普及所』が間借りをさせて頂いております。

 現在、JA丹波ささやまでは、学童保育事業、福祉事業、葬祭事業等々、まさに“揺りかごから墓場まで”様々な事業展開をされています。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、『「農協で扱ってない事業があるならば、風俗業とパチンコぐらい」と言われるほど多岐に亘る。』としています。
 総資産120,672,311千円、自己資本比率24.66%と、経営状況は悪くありません。しかし、一方、破綻先債権1,000,519千円を抱え、係争案件も抱えております。

 この時期、多くの総会にお招き頂きますが、その殆どは所謂“シャンシャン総会”です。しかし、本日の総代会は、久しぶりに白熱した総会でした。
 議案中、21年度事業計画『固定資産取得計画』における、『生活事業用施設250,000千円』『生活事業用施設用地70,000千円』について、質問が集中しました。生活事業用施設とは、葬儀会館を中心とする多目的施設。
 「民間施設が複数存在するなかで、採算が取れるのか」「理事だけで決定しているのではないか」「今、箱物がいるのか」「本業の営農指導事業に力を入れるべき」「事業計画の経緯が全くわからない」等々、上程に於ける経緯について執行部への?が多々発言されました。
 国が農地法の改正を行うなど、農政も大きな転換期を向かえ、地域JAの在り方が注目されるなかで、本日の活発な討論の背景には、総代の皆さんに“執行部任せではいられない”“我が組織”と言う意識が強まったのではないかと思います。
 執行部の皆さんには、本日の声をしっかりと反映され、地方の時代、篠山の基幹産業の振興発展に繋がる“JAのあるべき姿”を実現頂きたいと思います。

【JAたんば篠山総代会】

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