活動報告ブログ - 2010年10月

2010年10月08日（金）

• 「活動報告ブログ」

地産地消　県産小麦を活用したおいしいパン試食会

皆さん、こんにちは。

　6日議会終了後、自民党議員団大会議室で『地産地消　県産小麦を活用したおいしいパン試食会』が開かれました。

　気候風土的に国内では、「北海道産小麦以外、なかなかおいしいパンは出来ない」という通説があります。

　そんななかで、この度、家業の関係で以前から懇意にさせてもらっている、兵庫県パン商工組合の理事長より、「県産小麦でパンを作ったから、是非試食をしてもらえないか」と、個人的にお誘いがありました。

　折角ですので、私一人より、出来る限り多くの人に食してもらおうと、議員団執行部のお助けもいただき、今回の開催に至りました。

　これまで、本県などの暖地・温暖地では、主にうどん用小麦品種しか栽培できませんでした。しかし、、パンや中華麺といった食の多様性に対応できる国産小麦の生産、需要拡大を目指して、温暖地でも栽培できる品種の研究が行われていました。

　で、開発されたのが、(独)農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センターの『ミナミノカオリ種』。

　この品種を昨年度は上郡町で、今年は上郡町と香寺町で栽培されたようです。パン用国内産小麦の品質基準における粗蛋白量は、11．5％以上とされていますが、今年産は、13．9％と申し分なし。生産量も昨年3．6t、本年24t、来年は65．4tを見込んでおり、まだまだ少量ですが確実に伸びております。

　我が議員団諸兄の他、井戸知事や大西教育長、谷口農政環境部部長にも試食していただき、その出来の良さに太鼓判。

　神戸を始めパンの消費量が大変多い当地において、知事には「兵庫の農産物ブランド化の一助を担ってもらいたい」とのコメントをいただきました。