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活動報告ブログ - 2009年6月

2009年06月24日(水)

道路パト同乗記

皆さん、こんにちは。
 本日は午後から、道路管理パトロール隊業務に同乗視察させて頂きました。
 道路パトに対して、日頃市民の皆さんから次のようなご指摘を頂戴します。
 「道路パトは、いつも奇麗な大きい車に乗って、ウロウロと何をしているんだ。経費の無駄じゃないのか」「峠でよく昼寝をしている」等々、結構厳しい指摘が多いです。
 で、一度乗せてもらうことになりました。

道路パト同乗記
 午後1時、保全第2課 山内班長の車に同乗。運転は 藤田副班長。福井課長にも付き合って頂き出発。
 本日午後の巡回ルートは西紀篠山方面。出発後間もなく道路上に落ちている布状のごみを回収。道路の状況、側溝の状況、周辺状況等々細かな点検項目を確認しながらしばらく走行。
 デリネータ(反射板のついたパイプ)破損回収。走行。マンホールが盛り上がっている箇所の応急対応。
 これには驚いた。素人では気付かない。マンホールが周辺路面より5㎝ほど盛り上がっているところがあり、「オートバイにとっては危険」と言うことで応急措置。搭載してある袋入りのアスファルト(?)等ですばやく舗装。
 昔、北海道にいたころ、彼の地では冬の間にスパイクタイヤで轍が出来、春になると舗装をし直す。この繰り返しで、数年たつとマンホールが路面よりずいぶん下になって、ひどい所ではこれが何連発にもなっていた。オートバイが主な移動手段であった私は、何回この落とし穴で痛い目にあったことか。「オートバイにとっては危険」という言葉で思い出した。
 確かに田舎では、移動手段にカブをご使用のおばあちゃんが多い。道路は車だけではない。
 峠では、落石落木を見つけては排除。落ち葉で側溝が詰まっていれば、これも排除。路上に小鳥の死骸を発見。埋葬。カラスの死骸を発見。埋葬。この関係では、今日はお目にかからなかったがタヌキが一番多いそうだ。
 この季節、草木の成長もはやい。ロードミラーが見えにくくなる危険がある。予防も含め周辺の草木の撤去。

 70㎞の同乗でしたが、道路には想像以上にいろんなものが落ちているもんだと感心しました。今日は私が同乗するからと、潮干狩りのように朝誰かが撒くわけにもこればっかりはいきません。普段何も気付かずに走っていますが、毎日の管理の賜物でもあります。
 休憩は数分しましたが、昼寝はなし。
 確かに全く今のままで良いかと言うと財政上の問題もあります。が、道路上の安全安心の確保を官がするか、“新しい公”がするのか、それとも完全に民に任せるのがいいのか。
 飛行場の滑走路に何か落ちていたらどうなるか。それと同じようにとらえればその意味もよくわかります。
 だれが担うことになるにせよ、もっともっと、仕事内容等とその意義を市民県民に周知することが重要かと思います。
 毎日走っているのだから、市民一人ずつでも体験同乗してもらったら、相互理解が進みます。

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【道路パト 昼間のパパは男だぜ】

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