- 2009年06月24日(水)
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- 「活動報告ブログ」
秋波
皆さん、こんにちは。
さて、国民の誰もが知っているある大企業が今、倒産の危機にさらされている。景気の低迷や社員の不祥事が続き、社長もこの数年で3名交代している。その度、刷新を試みたが、なかなか反映されない。
立て直しを任されている幹部が、地方にある中規模会社の経営立て直しに、そこそこの効果を出している名物社長に、直接、ヘッドハンティングいやトップハンティングに出向いた。
「うちの会社の立て直しには、君の力が是非とも必要だ」と。
名物社長は考えた。『ここまで来るということは、あの会社には、もはや自浄能力はない』『そんな会社に、一時だけ利用されたんじゃつまらない』
曰く「私を社長に迎えるくらいの覚悟があるなら考える」
さて、この発言に市場はどう反応するか。名物社長の株は上がるか下がるか。
私は、この名物社長は『今の会社で、実績をさらに積み重ねておいて、次の機会があればその時でも遅くない』と、判断するんじゃないかと思います。
この一件で、損をしたのは大企業。市場の信頼はさらに落ち、一層経営基盤が揺らいだのでなないでしょうか。
秋波とは“ウインク”“流し目”のことです。
本日の日経新聞に『自民、「改革派知事」に秋波』との見出しで、件の東国原宮崎県知事と自民党古賀選挙対策委員長の会見を報じています。