- 2009年05月30日(土)
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- 「活動報告ブログ」
みくまりダム竣工式
皆さん、こんにちは。
本日は、篠山市大芋地区三熊で建設中だった『みくまりダム』の竣工式が行われました。
平成5年度事業採択から16年。総工費51億円。地域の治水対策、水道用水の確保、農業用水の安定化を担う、地域にとっては待望の“ダム”の完成です。
『みくまり』の由来は、篠山盆地の東北部篠山川の上流に『水分(みくまり)の神』が住み、清らかなおいしい水をこの地に住む人々に分け与えたと言い伝えられ、『水分の神』からこの地を『水分(みくまり)』と呼んでいたそうです。
その後、『みくまり』に『三熊(みくま)』と当て字がされたという事です。
このダムの完成で出来た人造湖の名前は、地域の人々からの公募により、『大芋っ湖(おくもっこ)』と名付けられました。
“まりもっこり”みたいですが、地域の小学校『大芋小学校』の元気な子ども達を『大芋っ子』と呼ぶことに掛けてあるようです。
大芋小学校の1年生は4人。全校生徒30数名の小さな小学校です。校区は年々過疎化が進んでいます。
しかし、地域に残り頑張っている若者も居ます。篠山市は“帰ろう、住もう”運動も展開中です。
今回、行政は地域の生活を守る為、大きな仕事をしました。是非とも、この新たな“資源”を活性化につなげて、“ふるさと”を守って行かなければなりません。
【みくまりダム竣工式】