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政務調査報告その2 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2009年3月

2009年03月29日(日)

政務調査報告その2

 調査日程第2は、国土交通省北陸地方整備局で耐震化などの災害対策と新潟地震40周年見学ツアー“防災を考える新潟めぐり”についての調査です。

 調査の目的は『昭和39年に発生した新潟地震とその後の歩みにおいて、新潟全域などで防災のまちづくりを推進しており、その四十数年にわたる状況を調査し、ハード面を中心とした災害・防災対策等の取組について調査研究をし、震災後十数年を経たわが県の今後における自然災害等の対応への取組、推進に活かす。』と、いうもの。

 整備局で防災課の 小川防災課長から防災体制について説明を受けたあと、『防災を考える新潟めぐり』のコースを周りました。
 コースの内容は『地震の時どの様な状態になったか』『現状どう復旧しているか』『耐震対策はどのようにしているか』この3点を同一場所で確認する事により、より具体的に復興過程や耐震工夫を感じることができます。
 このコースの中に、昭和4年完成の『萬代橋』という橋があります。この萬代橋の設計・施工は、関東大震災復興技術が活かされております。
 新潟地震では、昭和39年6月新潟国体の直前に完成した『昭和大橋』が、国体終了後1週間を経ないうちに地震にあい、5箇所も桁が落ち通行不能となりました。しかし、萬代橋は落橋することなく唯一車両が通行できる橋として、新潟の復旧復興に大いに役立ったということです。
 関東大震災復興技術といいましても、“なぜ落ちなかったか”の問には、“アーチ型”だったからという事で、特に新しい技術でもなかったという事らしいです。

 しかし、新潟で感じました事は、時代もよかった“列島改造”の軌跡です。今何かと話題の『国の出先機関』での視察。この前、地方分権改革推進委員会 委員長 丹羽 宇一郎 さんの講演を聞いたとこですし「今、地方整備局は要りますか」って質問してもよかったかも。

mandai
【萬代橋】

 

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