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知事出馬表明 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2009年3月

2009年03月24日(火)

知事出馬表明

皆さん、こんにちは。
 本日のWBCは、すばらしい試合でしたね。対韓国戦2勝2敗。決着を付けてくれましたね。万歳“にっぽん”。

 今日は第299回定例県議会が閉会しました。2月18日よりの会期35日。21年度一般会計予算や議員報酬10%削減継続等の重要議案を審議しました。

 全ての審議等が終わったあと、知事より発言の申し出があり、以下のような出馬表明をされました。文字にするとちょっと長いですが・・・

あいさつ
【議員の皆様のお許しをいただき、この夏に予定されている知事選挙について、私の所信を明らかにさせていただきます。

 平成13年8月、私は、多くの県民の方々の負託を得て、兵庫県知事に就任しました。以来、21世紀を迎えて進める新しい兵庫づくりをめざし、県民の参画と協働と、県民の目線による県政を基調に、7年8ヶ月を経過しました。この間、1期目の目標は、あの阪神・淡路大震災からの復旧復興の総仕上げでした。まちやくらし、経済の再建、雇用の確保、減災対策などの災害対策、高齢者対策など、兵庫の復興を進めてきました。第2期となる今期は、「元気で安全安心の兵庫」をめざしました。総合的な少子対策、地域安全まちづくりなどコミュニティの再構築、コウノトリの野生復帰や体験型環境教育の推進など環境の保全と創造、産業集積条例等による産業立地の促進と科学技術の振興、地域個性を生かした交流の活性化などに取り組んできました。復興10年の節目には、被災地をはじめ多くの方々の長年の努力の成果をともに喜び合うとともに、全国の皆様からいただいたご支援に感謝する「のじぎく兵庫国体」が開催されました。「ありがとう、心から・ひょうごから」のスローガンのもと一体となった感動は今も生き続けています。

 世界は今、大きく変わろうとしています。アメリカ一極構造から多極構造へ、多様性の発揮が求められています。わが国も一極集中による脆弱性への懸念が強まり、地域の多様性の発揮が期待されています。兵庫は今、大震災からの復旧復興のステージを乗り越え、新たな兵庫づくりへの道を歩み始めました。県民の皆様とともに描いた兵庫のビジョン、創造的市民社会、環境優先社会、しごと活性社会、多彩な交流社会をめざし、21世紀の兵庫を創造していかなくてはなりません。兵庫の元気、生活の質の向上、交流の促進、家庭と地域の再構築、安全と安心の確保がキーワードとなります。

 しかし、私たちは多くの課題に直面しています。

 その一は、緊急経済雇用対策です。世界同時不況が深刻化し、本県経済も一層厳しさを増すなか、一日も早い経済の安定と雇用の確保を図らなければなりません。奇しくも、私の知事就任時の大きな課題が雇用対策でありました。

 その二は、行財政構造改革の着実な推進です。こらからの数年間、なお厳しい財政運営が見込まれるなか、昨年ご議決いただいた新行革プランを着実に実行し、兵庫県政を持続可能なものにしなければなりません。明日の兵庫にはしっかりとした枠組みが不可欠です。

 その三は、直面する少子化、高齢化、都市と農村との格差是正などの地域課題への対応です。兵庫こその地域個性を生かした活力ある生活空間を築づかなくてはなりません。

 その四は、長期ビジョンの実現です。時代潮流の変化を踏まえた新たな道筋を描かなければなりません。総人口の減少と少子高齢化、地域偏在という量、質両面からの人口構造の変化への対応、世界化が進展するなかでの兵庫の役割を考える必要があります。

 これらの課題にひとつひとつ応えていくことが、兵庫を再生し、元気なひょうごをつくる道筋です。これまでのともに築き上げてきた兵庫を踏まえて、引き続き、新しい21世紀の兵庫をつくりあげていかなければなりません。

 こうしたなか、県内各分野の主要団体の皆様方から、私に、この夏の知事選挙に改めて出馬するようにとの要請をいただきました。さらに、県議会自由民主党、民主党・県民連合、公明党・県民会議の各議員団からも、これまでの県政推進を引き続き行うべきであるとの要請を受けています。
 身に余る光栄と心から感謝しつつ、困難な県政運営であっても、これまでの兵庫の歩みを止めることなく、責任をもって立ち向かうことこそが私に与えられた責務であると考え、このたび、出馬を決意いたしました。
 このうえは、今一度原点に立ち返り、誠心誠意、ふるさと兵庫のために全力を尽くしてまいります。

 県議会をはじめ、県内各市町とも緊密に連携しながら、これまでにも増して、県民の皆様の参画と協働を基本姿勢として、県民本位、生活重視、現場主義の県政に努めます。

 議員の皆様には、私の本意をご理解いただき、引き続き、一層のご指導とご鞭撻をいただきますよう、心からお願い申し上げます。
 ありがとうございました。】

 以上です。最後まできっちり読んでいただけましたか? 

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